ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
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島旅の魅力とは?東京亜熱帯エリアの八丈島 で登山!八丈富士の山頂から登山口までの記録♪

日本列島と呼ばれることもある国、日本に暮らす私が、島旅とイメージする島は、
沖縄に奄美大島、屋久島、そして利尻・礼文島、あるいは佐渡島に隠岐の島、小笠原諸島、
壱岐・対馬と、日本全国見渡せば、いくらでも思いつきます。

日本には、人が住んでいる島は約430島あるとか。中でも本州が1番大きな島なわけで、
よくよく考えたら島国の東京に暮らしている私も、もしかして広い意味では島人かも?

ところで島旅の魅力とは何でしょう~。ここで言う島とは、普通の小さな島、アイランド。

港や海岸が真っ先に頭に浮かびますが、そこには山の魅力もあること、最近気づきました。
済州島から渡った飛揚島(ピヤンド)もそうです。ハワイ島のキラウエア火山もそうでした。
山が無く、平べったい沖縄の宮古島なんて島もありますが、頭に浮かぶ島の多くは、
海と山がセットというのかツイン。小さな島で、自然豊かな山と海が同時に楽しめることが多いです。

八丈島も海と山が近く、並ぶ2つの景観の素晴らしさ、手を伸ばせば採れる海の幸と山の幸に恵まれ、
そして島ならではの独特の文化や習慣、そこに暮らす飾らない島人の朴訥さや人情など、
八丈島にも、島旅の魅力が濃縮されていました。そしてその島、八丈島が東京都だということ、
東京都民である私は、すっかり忘れておりました。



八丈富士を下山します。



山頂から、お鉢を1/4周ほど回って山を下ります。上の写真ですが、山を登っている様子ではありません。
お鉢めぐりは起伏が多く、登山道への分岐点までは、アップダウンが続きます。

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山頂へ登るとき、この辺りでは息も絶え絶えで、写真を撮るような余裕はありませんでした。
火山口の縁に沿って出来た道は、所々腰の高さくらいまで木々に覆われ、草薮をかき分けての前進。

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ススキの穂に、写りは悪いですがトンボ。猛烈に暑い9月の八丈島でしたが、山頂は秋の気配。

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この日、八丈富士の山頂付近は、雲がかかったり切れたりの天気。
晴れていたら、眼下に絶景が広がりますが、雲上の気分も、これまた悪くありません。

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こんなちょっとした難所も、八丈富士にはあります。この先、崖を下り、よじ登ります。
たいした崖ではありませんが、火口に向けて、真っ逆さまに転がり落ちそうで、これがスリリング。
強風が吹けば、これは本気で怖いだろうな~なんて想像できました。

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本格登山のスタイルの用意は不要ですが、(手袋、グローブはあったが良かったかも)
サンダルやスカートで登る山ではありません。

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お鉢めぐりと言われる火口の縁を歩く私の頭には、自然と、ソプラノ歌手、サラ・ブライトマンが歌う、
NHKドラマ「坂の上の雲」の主題歌でありテーマ曲「Stand Alone」が、流れていました。

「坂の上の雲」は、司馬遼太郎の代表作とも言える歴史小説。
『まことに小さな国が、開化期を迎えようとしている・・・』俳優、渡辺謙のナレーションで始まる、
壮大なスケールで描かれたスペシャルドラマに感動された方は多いでしょう~。

ドラマのエンドロールとともに、日本アルプスの尾根筋を背景に流れた曲「Stand Alone」が、
なぜか八丈島にある低山、八丈富士の山頂で、私の耳には聴こえてきたわけで、
気持ちだけは、日本の屋根と言われる日本アルプスを歩いている気分になっておりました。

もしかして私は、標高854mの山で、クライマーズ・ハイになれる幸せな人かもです。

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日本が近代国家へと歩み始めた明治の時代。伊予の国・松山に3人の男がいた。
後に連合艦隊参謀として日本海海戦の勝利に貢献する秋山真之、
その兄で日本騎兵の父となる好古、俳句・短歌の中興の祖となった正岡子規。
彼らはただ前のみを見つめ、明治と言う時代の坂を上ってゆく。

私はただ黙って、ぬかるんだ山道を下ってゆく。なんてね(笑&悲)。

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いろいろ頭で考えるのは楽しいですが、お鉢めぐりの道は、草ぼうぼう。
怪我しないように、慎重に足を進めます。

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ようやく登山道への分岐点に到着。この辺りにも、八丈アザミが多く咲いていました。
ここからは登山口を目指して、一気に階段を降りていきます。1280段の階段を下るだけ・・・
なんですが、登りより下りの方が、足はガクガクで、これまたシンドカッタ・・・

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時折、アジサイの原種であるガクアジサイ?
伊豆諸島固有種のアジサイであるラセイタタマアジサイ?を眺めながら・・・
ゆっくりと山を下りたいところですが・・・

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花に気を取られて、少し足を止めると、直ぐに置いていかれます。

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それにしても・・・階段を下る下る下る足はガクブルガクブルガクブル。

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登山口が見えてきました~!下る足は早く、頂上から一気に30分ほどで到着です。







そして下山直後にランチタイムとなりました。

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お弁当の味は良かったのですが、猛暑の中の登山の直後で、ご飯が喉を通りません。
少しだけ箸を付け、ごめんなさいです。食事より、先ずは水・・・そんなコンディション。

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お弁当を広げたのは、八丈富士の登山口から、7合目付近に広がる小さな牧場「ふれあい牧場」。
登山口から歩いてもこれましたが、私たちは、町が用意してくださったバスで約5分の移動。
こちらの牧場にある、無人の休憩所で、ランチタイムとなりました。

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バルコニーに出ると、放牧されているジャージー種の牛たちが見えます。

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景色は良いのですが、ここから動けません。ブロガー魂も、ここでは消滅。
普段なら、喜び勇んで牧草地に飛び出して行く私ですが、休憩所から動けませんでした。

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翌日、八丈島の牛乳で作ったアイスクリームとヨーグルトを口にしましたが、
これが良い意味で、洗練されてなく、島同様、朴訥とした味で、私にはすごく美味しかったです。
そのレポも後日したいと思います。

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休憩所は、潮風が吹くだけ。土産物屋や食堂はありません。当然、売り子も居ないし押し売りも無し。
ここは本当に東京?気持ち良いほど愛想が無い魅力の東京島旅です。

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ゆっくり八丈富士登山の所要時間の覚書

09:45 登山口出発 



10:50 分岐点到着(少し休憩のあとお鉢めぐりスタート)



11:10 山頂到着(山頂で約20分~位休憩しお鉢めぐり分岐点へ引き返しのコース)


    
12:00 分岐点出発



12:30 登山口到着

↓(バス移動)

12:35 ふれあい牧場到着






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八丈島観光協会から地図はお借りしました。

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公益財団法人東京都島しょ振興公社から地図はお借りしました。






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東京都亜熱帯エリアの八丈島!八丈富士の山頂目指してお鉢めぐりの冒険は絶景&絶景の連続でした~♪

東京都亜熱帯エリアの八丈島!八丈富士の火口丘まで1280段の階段を登りました~!

この記事の続きです。


9月、残暑厳しい東京から、さらに厳しい~暑さの東京の亜熱帯地区、八丈島に飛び、登山です。
たしか昨年の夏、8月の炎天下には、韓国のモーゼの奇跡、潮が引いた海底を、島まで歩きました。
暑いのは大の苦手ですが、どういうわけか、昨年今年と、この時期の旅では、猛烈に汗をかいています。



さてさて、登山道入口から約70分、ゆっくりと時間をかけて登り、お鉢めぐりの分岐点に到着。
そこから火口をぐるっと一周する、お鉢めぐりは約50分、山頂を目指すコースは約15分の所要ですが、
この日、ガイドさんと主催者との相談との結果、コンディションを考え、山頂までの往復となりました。



レッツらGO!と、八丈富士のお鉢の最高地点を目指し左回りで歩き出します。
分岐点から山頂へは、左回りのルートが近いですが、
この区間、分岐点から左回りの山頂までが、八丈富士の1番の難所らしい~。

登山口から分岐点までは、1280段の階段をただ登る、ひたすら辛い単調な山登り。
しかし、ここ分岐点からお鉢めぐりは、突然の穴が草薮に覆われていたり、切り立った崖をよじ登ったりと、
まさに本格的な登山の様相に変わり、ワイルドな山登りとなるので注意です。

しかも山頂の強風で吹き飛ばされることもあるらしく、風が強い時には、屈むようにと注意があり、
突然の穴は、先頭のガイドさんから順に、後列の人に「穴があります」と、申し送りするようにとのこと。

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山道は険しく大変ですが、ある意味、それが面白く、そして左右にひらけて見える景色の素晴らしさ!!
分岐点まで階段を登ったら、その先、ここではお鉢めぐりをしないわけにはいかないと思いました。

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足元が悪い中、バッグは斜め掛け、片手に水を持ち、もう片手にカメラ持参の私。

見かねたオルネリョ!さんが、手を差し出します。
『あら優しい~♪』
バッグでも持ってくれるかと思いきや、水だけ持って、ずっと先の先に行ってしまいました。

それが失敗。山頂までの1本道、脇に避けることもできず、追い越すこともできず、
私は山頂まで水を飲むことができません。バッグは機能的なリュックの方が良かったです。

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暑さと疲れでヨレヨレですが、ブロガー魂は炸裂。この景色、カメラに収めたい!!
この日、雲がかかり、左手方向、海側の景色は、ぱっとしませんでしたが、右手サイドを見ると、
火口の見え方が、刻一刻と変わっていくのが面白い。しかし、後列が続くので長くは立ち止まれません。
さっとカメラを出し、一瞬にしてとらえたお鉢めぐりの写真です。

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ちょっと休憩。

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八丈富士の火口内は、国立公園特別保護区域として管理されています。
この中に、浅間(せんげん)神社があるはずですが、ヤマグルマに覆われて分かりません。

ヤマグルマとは、ヤマグルマ科ヤマグルマ属の常緑広葉樹。
葉が車輪のように集まってつくので、ヤマグルマ(山車)と名付けられ、
日本では山形県を北限とし、南は屋久島まで分布し、台湾や朝鮮半島南部などにも見られ、
断崖絶壁、急斜面の岩場に自生する植物だそうです。

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東京都内で見る山の景色。都民となって30年以上の私ですが、知らない東京がここにありました。

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道が有るような無いような悪路が続きます。
腰の高さまである草やぶ生い茂る道には、水たまりが出来ていたり、ぬかるんでいたり、
まさかの岩のよじ登り、しかも案内や標識もありません。私ってワイルドだぜ~の気分満喫。

この日は、風が弱くて助かりました。
強風の日は、それこそ2000メートル、3000メートル級の山稜歩きの恐怖感も味わえるとか。

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山頂に向かって右手サイドは火口、左手サイドの山裾には何が見えるでしょうか。

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山道が険しく、2000メートル、3000メートル級の登山の気分ですが、
八丈富士の標高は、たかだかの854mの低山。
雲が切れてくれると、港や町の様子が、手の取るように近くに見えてきます。

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そして山頂付近まで登ってくると、見えました~!火口に出来た池が見えました~!

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今年の9月、雨や台風の日が多く、池にはたっぷりと水が張り、そのブルーの池の美しさにうっとり。

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その向こう、山の向こうには海が広がり、水平線から雲が湧き上がって見えています。

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列が長~くなっていましたが、ここで隊列を整え出発。さあ~山頂までは、もう一息でしょうか~。

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歩く先、高い場所に、山頂を示す「山頂標識」が見えてきました。

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眼下、緑が薄く見えるところは、このあとお弁当を食べる「ふれあい牧場」です。

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三原山と、手前には八丈島空港の滑走路も見えます。
ちなみに三原山も登山が可能な山で、あちらの山からこちらの山、八丈富士を眺めるのも、
これまた格別とか。

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ガイドさんは山頂に到着した様子。最後、ここを登れば、八丈富士の山頂です。がんばっ!!

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到着!!


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山登りはいいね!


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ニッポン大好き!日本全国を歩くのが夢の台湾人留学生の陳くんと一緒に!

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三原山と八丈富士、この2つの火山から出来た八丈島を俯瞰する大パノラマ。
東京都に存在する火山島である八丈島の魅力は、海だけではないことに気づきました。

さて登った山は下らないといけません。360度に見渡せる大パノラマとはお別れです。
ここからは、登って来た道を引き返す冒険が始まります。

登山は怪我なく下ってナンボですから・・・すでに筋肉酷使により足ブルブルで下山します・・・

つづく





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八丈島観光協会から地図はお借りしました。

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東京都亜熱帯エリアの八丈島!八丈富士の火口丘まで1280段の階段を登りました~!

『八丈島で明日、八丈富士に登ろう~』なんて、急に思い立ち、都心から日帰りが出来るのか?
飛行機の空席があり、運行に問題がなければ、これがラクラク八丈島日帰り登山も可能なんです。



飛行機の窓から見えた八丈島と八丈小島。この写真を撮影した数時間後には、奥、左側の山、
伊豆諸島最高峰である、八丈富士の山頂に、私は立ち、空と海を悠然と眺めていました~。
そんな非日常の体験が、東京湾の南方で可能だなんて、東京都民は気づいていません。たぶん。

ANA1891便 羽田07:30出発 ⇒ 八丈島08:25到着
ANA1896便 八丈島17:15出発 ⇒ 羽田18:15到着

現在、羽田空港⇔八丈島空港を全日空が1日2便、飛んでいます。
八丈富士の山頂に立ち、温泉につかり、島寿司を食べる時間は十分にあります。
もちろん島で、1泊すれば、ゆっくり観光することも出来ます。

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八丈富士七合目にある周回道路、通称、鉢巻き道路でバスを降りた私たち、頼りない標識を見て、
ここが登山口だと分かりました。これが、見落としそうなくらい目立ちません。


素っ気ないくらい自然体の東京の島。この島は、免税店も無ければカジノもありません。
当然、大陸からの騒々しい団体さんは歩いていませんし、ぼったくりタクシーも走っていません。
ショッピングモールもテーマパークもありません。案内どころか、標識も少なく、不便な場所です。
八丈富士の登山口には、トイレおろか売店、自販機もありません。Wi-Fiも立ちません。

八丈島での山登りは、世俗を離れ、仕事も家事も、日々の煩わしさなど、全部、忘れられます。
そんな場所、東京中で探しても、滅多にありませんが、ここには孤になれる自由な環境が残っていました。

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標識の案内に沿って山道へ入ります。

ところで、ワッタカッタ!さん、独りぼっちでは不自由ではないですか?
いやいや今の私の夢、今更ながらの一人暮らしに憧れます。
それはまるで、ガラスの十代の娘時代の気持ちそのもの。
独りになる、なれる環境が、とてつもなく自由を感じるのです。
だからと言って、直ぐに家出をするような、身を崩すような焦燥感も沸き上がらないのですが・・・。

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山道に入って数分、直ぐに柵にぶつかります。山羊よけの柵だそうです。
ここ八丈島では、山羊が野性化して数が増え、山の木々を食べ尽くす勢いとのこと。
この先、山羊が出入りしないように、柵が出来ていました。とくにカギはかかっていません。

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9月のこの日、地元の人も驚くほどの暑さでした。こんな暑い年は珍しいと。
暑さに加えて湿度が高く、水は500mlのペットボトルを1本用意してましたが、足りませんでした。

途中、売店も自販機も給水する川もありません。そう~この八丈富士には川が流れていません。
形成されて約1万年の円錐形の若い複式火山。降雨は、山肌を通過し、川にはならないとか・・・
八丈島の、もう1つの山、三原山には、川が流れていますが、こちらの山には川がありません。

喉が渇いても、途中給水する泉もありませんから、水だけはお忘れないようにです!!

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さてここからは、八丈島の生まれ育ちで、民宿も営まれている、地元のガイドさんと歩きます。

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オルネリョ!さん、ガイドさんより前を歩かないでくださ~い!

登山口から、お鉢めぐり分岐点まで約50分ですが、猛烈な暑さのため、
ゆっくりゆっくり休み休み、約65分かけて山の鉢、火口丘まで登りました。

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火口が見える火口丘まで、1280段の階段が続きます。
四国の金比羅山の階段が1368段ですから・・・どうだろう・・・
そんなことを考えながら登り出しましたが、金比羅山と八丈島は気象条件が違いすぎました。

そしてこの日、家を出たのは、朝の何時だったか・・・羽田に到着したのは、朝の6時半過ぎです。
階段を登り出して直ぐに息が上がり、足腰にも堪えてきます。

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ガイドさんが、声も出ない集団を気遣ってか、途中途中、いろいろと植物の話をしてくれます。

先ず足元に生えている草のように見える山菜?野草?は、八丈島自慢の明日葉(アシタバ)。
明日葉は房総半島、三浦半島、伊豆諸島を中心とした太平洋岸に自生している、日本原産の
セリ科の多年草で、主に天ぷらにして食べますが、ガイドさんは、お浸しにして食べるのが、
香りが良くてオススメと言います。

私は、自生している明日葉は、初めて見ました。いや八丈島を訪ねたのは2回目ですから、
見ているのかもしれませんが、この草が、明日葉だとは気づいていませんでした。

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そして葉が左右相対しているウラジロ科のシダで、その名もウラジロも、わさわさ生えています。
お正月のお飾り、鏡餅の下に敷かれたウラジロは、子供の頃にはよく見ましたが、
山に自生しているのを、しげしげと見るのは初めて。

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葉の裏が白いことからウラジロ。葉の裏が白いのは「心の潔白さ」を表し、
左右相対の葉の形は「夫婦和合」を、そして「白髪になるまで共に長生きする」という願い。
ウラジロが縁起物として使われる所以です。

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登山道に長いツルが下がっています。これは、トゲが無いサルトリイバラ。
このツルがとても丈夫で、これから秋が深まり冬に入るクリスマスシーズンには、
赤い小さな実をつけ、リース作りの天然素材として使われるそうです。

八丈島のこの山、八丈富士は、年の瀬に入ると、クリスマスにお正月と、
お飾りの材料が豊富に揃うようです。

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そして山道に咲く花、野趣あふれるアジサイは、アジサイの原種「ガクアジサイ」と、
伊豆諸島固有種のアジサイで「ラセイタタマアジサイ」の2種。

「ガクアジサイ」は、伊豆諸島、房総半島、三浦半島の他、
高知県足摺岬、和歌山県神島に自生する落葉低木だそうです。

2つの花の見分け方は、「ガクアジサイ」の葉は手で触るとツルツルしてます。
そして「ラセイタタマアジサイ」の葉は、同じく触るとガサガサでした。

それで写真の花は、どちらだったのか記憶がすでに曖昧で・・・葉はツルツル?ガサガサ?
うんどっちだ?

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時々立ち止まり、植物を目にしながらでは、とても先へ進めない気候でした。

開花時期が9月から11月の八丈アザミが、登山口から山頂まで至るところに咲いていました。
八丈アザミは、 新島以南の伊豆諸島の固有種で、キク科アザミ属の多年草。
棘はおとなしいと言われていますが、この先、お鉢めぐりの岩場でよろけ、思わず手を付いたとき、
アザミの棘がジガっと刺さり、アザミはアザミ、棘は痛いです。

そうそう~手袋、先では岩に手をつことがあるのでグローブの用意があった方がベターかも。

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登山路が明るくなりました。植生が変わり、山肌には低木が広がってきたせいですね。
高い木から低い木に変わり、だいぶ上まで登ってきたことを感じます。

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左右に見える低木は、榊(さかき)。そうそう~神棚に上がっているあの榊でした。
この榊は、八丈榊と呼ばれ、国産トップブランドとして扱われます。
現在、日本のお花屋さんで扱われる榊の9割は中国産。国産は貴重~。
榊は、山に自生していますが、八丈島では、生産しているとか。

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八丈富士の植物、これがなかなか興味深く、流れる汗を拭きつつ、カメラに収めました。

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やっとここが中間地点。階段はぜんぶで1280段。あと640段登ります・・・。
このあたりから写真が一気に少なくなっていました。足を一段一段上げるのが精一杯です。
バッグからカメラを出す気力が・・・

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時折の休憩。眼下に広がる景色に少し元気をもらいます。

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また柵が見えてきました。やや!お鉢に到着か!?

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違いました・・・柵の向こうには鳥居が立っています。山頂の火口には浅間神社が祀ってあります。
鳥居の向こうには、薄ら雲がかかっている山頂が見えています。まだまだてっぺんまでは遠い。

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鳥居がある場所から下界を望みます。やっと風が冷たく感じるようになってきました。

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何かに捕まり立っているオルネリョ!さん。必死のつかまり立ち・・・?

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だんだんと口数が減り、静かになってきました。八丈富士は、たかだか標高854mの低山ですが、
9月とは思えない高温多湿の気候のせいか、誰もが汗ぐっしょり、自然と無口になります・・・。

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雲が切れたり、かかったり。この日、風は強くありませんでしたが、雲の流れは早いです。
気持ち良かったですね~。雲が切れて見えるのは三原山です。空港も見えるはずですが・・・

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この鳥居までが辛抱でした。

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ここを過ぎると、傾斜が緩やかになり、雲が切れると、右手には絶景が広がるはずでしたが、
この日は、ふわふわ雲の絨毯の上、ススキを見ながらの雲上のお散歩です。

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やがて急に、目の前の景色が変わり、八丈富士のお鉢に到着したのが分かりました。

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直径約500メートルの火口が、足元に広がります。八丈島は海底噴火によって生まれた火山島。
今年1月にはハワイ島、そして9月には八丈島と、火山島の魅力に取りつかれそう~です。

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お鉢めぐりの火口内、人が立っている場所から左サイド10分ほど降りたところに、
浅間(せんげん)神社があります。

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ここが、浅間神社への入口。神社へ降りていく体力は、下山のために温存します。

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さて休憩も終わり・・・火口をぐるっと歩く、お鉢めぐりが約50分、山頂を目指すコースは約15分。

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今回、私たちは時間の都合もあり、一周はせず、お鉢を少し、1/4周ほど歩いて山頂を目指します。
分岐点から先の道は、歩くための整備がされてなく、これがかなりワイルドな山歩きとなりました・・・

ただ景色は絶景の一言です。

つづく


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八丈島観光協会から地図はお借りしました。

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東京都亜熱帯エリアの八丈島へおじゃりやれ~♪八丈島空港から八丈富士登山口まで!

羽田空港からANA1891便に搭乗。飛行時間は50分と聞いていましたが、
実際、空を飛んでいる時間は、そう長くはありませんでした。



東京の南方海上287キロメートルに、島影が見えてきました~!
黒潮の中に姿を現す、ひょうたん形の島、写真の奥が八丈島。手前に見えるには、八丈小島です。

八丈島は、れっきとした東京都ですが、暖流である黒潮の影響を受け、年平均気温は17.8℃。
年間通して暖かく、「常春の島」とも呼ばれていますが、なんせ湿度が高い・・・

お肌の曲がり角を3つも4つも曲がった世代には、この潤いは嬉しいですが、
9月とはいえ、気温30℃超えの晴天のこの日、高温多湿の島で山登りをします・・・。

これが大変で・・・潤いどころではありませんでした・・・全身脱水して枯れ枯れに・・・
しかしその先には・・・東京都の大絶景が待っています!!

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ANA1891便は、右に三原山を、左に八丈富士と、その裾の分けるようにランディング。
富士火山帯に属する火山島、八丈島は、この2つの活火山から形成され、その間を割るように空港があります。

窓から見えているのは、伊豆諸島最高峰の八丈富士で、その標高854m。

私は八丈島を訪ねるのは2回目ですが、山登りは初めてのことです。いや~武者震いがします。
山登りですが、正直なところこれはツライ。しかし、山頂に立った時の達成感は、クセになります。

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9月の八丈島の旅、先ずは、八丈富士の登山から、紹介します。

ハワイ、沖縄、済州と、最近、なぜか島と縁がある私ですが、
羽田空港から50分、東京に、こんな素晴らしい景観、登山が楽しめる島があったこと、
すっかり忘れておりました。

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八丈島空港から八丈富士登山口までの交通ですが、現在、公共交通機関がありませんので、
タクシーか貸切バス、もしくはレンタカー移動になります。所要時間は約15分ほどです。
(途中、アロエ園で、お手洗い休憩を取りましたが、その詳細については、また後日)

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私たちは、町が用意してくれた貸切バスに乗りました。
バスが、八丈空港道路から八丈一周道路に入ると、進行方向の左手沖合には、
先ほど飛行機の中から見えた八丈小島が見えてきます。

こちらの島ですが、かつては人が住んでいましたが、1969年以降無人島になりました。

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八丈一周道路から見上げる、八丈富士。天気は良いですが、山頂は、雲の帽子を被ったり脱いだり。

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バスが一周道路から八丈富士へと登り出すと、道路はヘアピンカーブとなり、八丈小島が右に見えたり
左に見えたりします。島影がやや小さくなり、下に見えるようになると、登山口に到着です。

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オルネリョ!さんがバスの運転手さんに聞いたところ、八丈島のバスの運転手さんは、
公務員となり、現在、9人在職だそうです。夏の繁忙期には、退職者にも応援を頼むとのこと。

ちなみに島の人口は8000人と言われていますが、現在は約7700人ほどに減ってしまったと、
翌日、歴史民族資料館にてお聞きしました。

なお、地元のタクシーの運転手さんの話によると、小学校、中学校、高校は、島内に、
それぞれ3校ずつあるそうです。そしてほぼだいたい島民同士は顔見知りとのこと(笑)。

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さてさて、登山口脇の道路から見下ろすと・・・ガスってます。登山の間、ずっとこんな感じでした。
山を登りながら、振り返ると、下界は、雲がかかったり切れたりと、一刻も同じ景色ではありません。

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湯気を出しているように見える八丈富士の山頂も、ご覧の通りですが・・・

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わずか数分で、雲がかかったり切れたりです。

さてさて登山口から1280段の階段を登り、あの見え隠れする山の頂上、標高854mを目指します。
階段を上りきった場所が、八丈富士の火口丘、山のお鉢の縁へとたどり着き、
そこから火口丘を1周する、お鉢めぐりとなるかどうか・・・


次回は八丈富士の頂きへ~レッツラゴーじゃ~♪




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タイトルの「おじゃりやれ」とは八丈島の方言で、「いらっしゃいませ」の意味だそうです。
沖縄の「めんそう~れ~」は知っていても、東京の「おじゃりやれ」は知りませんでした。

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八丈島観光協会から地図はお借りしました。

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公益財団法人東京都島しょ振興公社から地図はお借りしました。





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