ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
2010年09月 ≪  12345678910111213141516171819202122232425262728293031 ≫ 2010年11月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2010年10月
ARCHIVE ≫ 2010年10月
       次ページ ≫

≪ 前月 |  2010年10月  | 翌月 ≫

生き場を失う飾り窓の娼婦@ソウル千戸洞

九州の古い温泉場の遊興街の一角で、お年を召した年配の女性が、
「遊んでいかない」と、歩いている酔客に声をかけていました。
子供だった私は興味を持ち、親をあわてさせた事があります。

つれあいの子供の頃は、夜の新宿でマッチを摺りその灯りで
コートの中の裸体を見せて、金を取るご商売の女性がいたらしい。
スカートの中をマッチの炎で照らして、客にのぞかせ
商売する女性を、私は古いドラマで見たことを思い出しました。
そんなクラシックな性風俗の仕事も、東京にはあったんですね。
昭和の東京の夜には、暗がりがありました。

今私は、新宿歌舞伎町や、日本全国の性風俗店が並ぶ通りを
歩いて通り過ぎるだけですが、平成の日本の性風俗産業は、
まぶしいくらいに、明るくなりました。案内所は輝いています!

ソウル千戸洞の飾り窓の通りに、足を踏み入れてしまった私。
そこは遊びじゃない、ホンモノの娼婦の生きるにおいがしました。
沖縄でもそんな一角を見ました。何か共通するにおいがしました。

昭和の時代の子供の頃、見てはいけないものを見てしまった。
そんなエレジーが、ソウルの千戸洞の飾り窓にはあったのです。

兵役中のチョ・インソンが昇進だって!で・・・どうした?
チョ・インソンの育った街にはソウル有数の・・・が残っていた!
(この記事のつづきです)



そして2年後、あらためて千戸洞へ二人で行ってみました。
「青少年通行禁止区域」と、横断幕が張ってあります。
以前私はここの中へ、何も知らずズンズン歩いて奥へ行きました。
あらためて訪ねてみると、昼間は通りを歩いている人が多く、
主婦も子供も普通に歩いていました。

s_P1010678.jpg

昼間の様子では、ここが飾り窓の集娼村(집창촌/チプチャンチョン)とは、
普通の日本人の主婦には分かりません。
通りを歩いていると2年前に見た、氷のような娼婦を思い出します。

下着姿の娼婦が床にペタンと座り、通りを見ていました。
肌が夜光虫のように、蛍光ピンクに輝いていたのが目に焼きついています。
娼婦の体温が、とても冷たく伝わって、私の身体も冷たくなりました。
あの店は、どこだったんだろう?
あのお嬢さんは、まだここで身体を売っているのかしら?

私が写真を撮っていると、1人でいたつれあいは娼婦から
「놀다가 오빠!    여기서 해 오빠! 」
(ノルダガ オッパ! ヨギソ ヘ オッパ!)
「遊んでって お兄さん! ここで していって お兄さん!」
と声をかけられたらしい。陽が高いのに1軒だけ営業していました。

s_P1010677.jpg

しかし主婦も子供も普通に歩いていたのが、印象的。
この街にも、韓国の人の暮らしがありました。
生まれた街の一角に、たまたま集娼村があり、娼婦と隣りあわせの
暮らしが日常で、特別なことでもないようにも思いました。

現在韓国の法律では、性売買特別法、正式名称では
「性賣買防止および被害者保護等に關する法律」
(성매매방지 및 피해자보호 등에 관한 법률)が2004年に施行。それ以降、
警察の取り締まり強化と売春街(韓国語では집창촌 [集娼村] )
の撤去が進んでいます。

こういうことは、つれあいがすぐ調べてくれます。趣味です。

s_P1010679.jpg

ソウル市の代表的な集娼村(집창촌)についての記述は、
Yahoo Korea jty71さんのブログが大変参考になります。

そちらのブログによると、ソウルには大きな集娼村(집창촌)が
8つありましたが、多くの場所は行政側が再整備促進地区に指定し
開発が推し進められています。

①東大門区典農洞(チョンノンドン)620番地
(通称・清涼里588 チョンニャンニオーパルパル)
②城北区下月谷(ハーウォルゴク)1洞88番地
(通称・ミアリテキサス)
③竜山区漢江路(ハンガンノ)2丁目
(竜山駅前 一帯)
④永登浦区永登浦洞(ヨンドゥンポドン)
(新世界百貨店の裏道/永登浦駅裏の派出所付近)
⑤麻浦区阿峴洞(アヒョンドン)
(地下鉄アヒョン駅付近の在来市場内)
⑥道峰区道峰(トポン)1洞 
(電鉄 道峰山駅付近)
⑦冠岳区(クァナック)新林洞(シルリムドン) 
(道林川付近) 
⑧江東区千戸(チョノ)4洞423番地
(通称・テキサス通り)

営業していた千戸(チョノ)のテキサス街の娼婦も
行き場を、文字通り「生きる場所」を失っていくのかもしれません。
ソウルの集娼村の灯りは消える方向です。

CIMG0936.jpg

韓国はデモが盛んな国です。
市庁周辺では、日常的にデモが行われています。
(この写真はお借りしました)

2009年娼婦もデモをしていました。座り込みで訴えています。
「娼婦にも生きる権利を!」

つづく

デモをする韓国の娼婦!守りたいものとは世界最古の・・・?

私はもちろんどんな事情でも
性売買春は大反対です!念のため。

お帰りのさいはクリックお願いします。
いつも訪問ありがとうございます。
↓↓↓
にほんブログ村 海外生活ブログ 韓国情報へ
にほんブログ村
↑↑↑
ブログランキングに参加しています^^