夕べの金曜日、韓国籍の在日の2人と亭主と私とで、お酒を飲みました。
いわゆる在日四世の20代の元気のよい女性と、しっかりした40代の女性。
都内某所の普通の居酒屋でしたが、天真爛漫に周りの客も気にもせず、
「在日が…」「韓国人は…」「民団は…総連は…」と、
明け透けな会話に、ちょっとドキドキする私は古い人間かしら~。
そして私が感じたのは、空前の韓流ブームで注目される韓国ですが、
日本で生まれ育ち働く、在日社会に生きる韓国人にどう向き合うのか、
日本以上に、韓国は興味もなく無理解だと…少し寂しく思いましたね~。
さてさて2011年6月の韓国ソウル。気ままに歩いた街のスナップから、
ソウルの街で、たくましく稼ぐ人々です。

友人のマッコリさんが、私たちの韓国滞在中に遊びに来てくれて、
私に話してくれたことが忘れられません。
私も同じ気持ちだったからです。「本気度が分からない…」
ソウルの街を歩くと、駅構内や大きな市場の入口付近やマートの脇で、
野菜や豆腐、キムチなどを売っているハルモニをよ~く見ますが、
いささか販売する品数も量も少なく、本気でご商売を?と聞きたくなります。

こちらのハルモニはチョングッチャンかテンジャン?自家製でしょうか~。
駅の改札を出たすぐの、人通りの激しい階段に座り込んでいます。

ここはバス停ですね~。屋根があるので陽射しも雨も避けられます。
露店は、公共の場所や道路だったりしますが、私たちが韓国滞在中、
同じ場所をいつもいつも通って気づきましたが、
いつも決まった場所に、いつも決まった顔が商売していました。
場所取りでもしているのか?パブリックスペースでも
暗黙の場所取りのルールが存在するようです。

地下鉄の改札を出たら、私の前から元気よく普通の青年が歩いて来て、
いきなり私の足元にしゃがみ込み、びっくりしましたね~。

具合が悪くなったかと心配して彼を見ると、
サッと紙を敷きコインを1枚乗せて、膝を抱えました。その間10秒!

家無しの貧しい隣人
少しだけ助けて下さい。

ジョンヒョンと歩いていると、私たちの足元をゾロリゾロリと
動くアジョッシが、江南大路を這っていました。
ジョンヒョンは慣れたもの。私は珍しいなあ~と思いました。
ソウルの市場の喧騒の道端を、這っているアジョッシはよく見ましたが、
ソウルの富裕層が集まる江南の大通りで見ると、違う気持ちになります。
韓国の事情は知りませんが、中国に行けば組織されていますね。
中国の街角で見かける「物乞い」に比べると、韓国はまだまだです。

東大門エリアに宿を取ると、毎晩この景色が目に映ります。
オールナイトで働くソウルの人々とネオン。
規模は小さくなった、猥雑さが消えたと最近は言われますが、
まだまだ妖しい光を放っているように私には見えます…。

買い物が嫌いな亭主がいなくて1人だし、ゆっくり見るかと
歩き出しましたが、すぐに飽きました~。
ここ東大門の屋台には、私の欲しいものは無いようです。
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