2011年8月~慶尚南道5泊6日の旅 8月24日水曜日 その26
北統営I.Cを降りた高速バスは、統営総合バスターミナルに到着。
統営総合バスターミナルは、観光の中心となる西湖湾の
少し北の外れに位置しています。バスが到着した竹林エリアから
バスかタクシーで、観光の拠点となる旅客船ターミナル周辺か、
遊覧船ターミナルがあるエリアに、気ままな旅行者は移動します。
ホテルは、その周辺にポツ、ポツとありますが、韓国の他の田舎同様、
ホテルの数は限られていますね。マニアな韓国旅行者には問題ありませんが、
ホテルは寝るだけではコト足りず、ホテルライフも適度に大切にしたい外国人が、
韓国の地方で、そこそこの「普通」のクラスのホテルを探すのは、ちょっと大変。
整形美容ツアーに力を入れている韓国観光公社ですが、
地方のそこそこの「普通」のホテル整備にも、目を向けて欲しい~と願います。
私たちは、統営総合バスターミナルから、141番のバスに乗車して、
遊覧船ターミナルに向かいました。およそ1時間足らずで到着。
タクシーの移動は便利ですが、バスは停留所のアナウンスがあり、
主要な施設や町のポイントに停車しながら、のんびり走ります。
時間はかかりますが、地図と車窓の景色を見比べながら、
知らない土地の、だいたいの位置関係を把握しながら過ごすと、
タクシーでは出来ない、楽しい~バスの旅になりますね~。

遊覧船ターミナルの向こうは、ヨットハーバー。
今はすっかりインドアな私ですが、玄界灘でヨット競技の練習を
半年ばかりしていました。青い海に白いヨット~ロマンティック~と
始めたスポーツですが、ヨット競技は思った以上に過酷なスポーツ。
そして頭脳ゲームでした。ご存知の方はご存知だと思いますが…。
ヨットを見ると玄界灘の太陽と潮風、青春の挫折を思い出して、ホロ苦いです。

ヨットハーバーのさらに奥にそびえる、忠武マリーナコンドミニアム。
すべての客室が、オーシャンビューらしい~。
マリンレジャー、リゾート気分をエンジョイするには、この辺り
弥勒島観光特区に宿を取るのがいいかもしれませんね…。
統営は、世界的な海洋観光リゾートを目指しているそうです。
ハイハイ…ここでも目指すは世界ですか…。
他に、遊覧船ターミナルに並んで、ホテルが数軒ありましたが、
ただしホテルとは名ばかり、どこから見てもモーテル。
ここはホテル1つと、モーテル数軒だけの世界を目指すリゾートか…。
「ねえねえ~今夜は、あれに泊まる?」「…」気に入らないんだ~。

今夜どこに泊まるのかしら?一抹の不安は消えませんが、荷物を持って出航!
豊臣秀吉軍ゆかりの古戦場の海へ乗り出します。乗船してから気づきました。
壬申倭乱の激戦の地、晋州を離れてホッとしていましたが、今度は海上戦闘の海峡、
これまた日韓戦のアウェイに乗り込んでしまった~おとなしくしていよ~。

それにしても韓国人は自由だ!自由すぎる!
船を操縦するアジョシは観光ガイドも兼ねています。
アジョシの視界の先で遊んで、操縦と観光ガイドの邪魔にならないのか?

小さな船です。そもそもここは座る場所か~?
つかまっていないと、立っていられないほど船は揺れています。

その昔、李 舜臣(イ・スンシン)将軍が率いる朝鮮水軍が、いかにここで
豊臣秀吉軍を、こっぱミジンコ撃破したか~と、船内では熱弁中ですが、
韓国人は、ガイドの話なんか聞いていません。ある意味私たちは助かりました。

私たち日本人が旅先で、お行儀が良いのは修学旅行の教育のおかげかな。
ガイドさんの話は、真面目なフリでもして聞かないと、
先生に怒られましたよね~。小学生に、歴史文化の話は退屈です。
常に時間を守り整列して、予定通りの行程と決められた食事、
そして感想文の宿題。楽しい~思い出に残る、日本人の修学旅行。

日本人の団体ツアーの旅行スタイルを見ると、
修学旅行で形成される習慣?と、考えてしまいます。
私はブログを書くので、クソ真面目に観光しています^^

閑麗(ハンリョ)海上国立公園の閑麗水道(ハンリョ スド)を
船は滑るように走っていきます。そろそろ上陸して観光します。
さてさて私たちの遊覧コースは…往復1時間30分の閑山島(制勝堂)。

観光コース 所要時間
毎勿島~制勝堂 往復3時間10分の内、
制勝堂で1時間の下船観光が含まれる
閑山島(制勝堂) 統営~制勝堂 往復1時間30分の内、
制勝堂で1時間の下船観光が含まれる

大人料金 小人料金 団体料金(25人以上)
23,000 15,000 21,000(大人)
11,000 6,000 10,000 (大人)
小人の基準:3歳から小学生まで
つづく
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