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ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
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韓ドラ新作情報♪JTBC社会派ドラマ「ソンゴッ[송곳]」はtvN「未生[ミセン]」を越えられるか?

TEXT BY オルラッタネリョッタ!





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先月24日からOAが始まったばかりのJTBC週末特別企画ドラマ「ソンゴッ[송곳]」。
OA前からすでに大注目されていたその訳は、
原作であるWEB漫画が昨年の大ヒットtvNドラマ「未生[ミセン]」の原作漫画と
韓国では人気を二分するほどの作品だから。
「未生」がいわゆる‘ホワイトカラー’を主人公にしたものとすれば、
この「ソンゴッ」は‘ブルーカラー’に近い人々に焦点を当てたドラマと言えます。
しかも、韓国のニュース映像でよく見る労働争議に関連した内容なので、
パッと見、重くて暗い内容を想像するので、
チョット見るのに気が重くなりましたが、
第1話から‘ツカミ’はOK。


内容をざっくり言ってしまえば、
陸軍士官学校を卒業後、将校を勤めた男イ・スイン(智鉉寓[チ・ヒョヌ]扮)が、
あることから軍上層部と対立し、5年で軍を退役します。
その後、大型スーパーにキャリアとして入社するのですが、
ある日突然、上司からフランス人店長からの業務命令として、
「販売社員全員のクビキリ」を命じられるも、「不法な業務はできない」と抵抗。
部下のため、労働組合を組織して会社と闘いつつ、
人間としての成長過程を描くドラマなんだと思います。


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“지금있는 판매사원들 수단 방법 가리지 말고 전부 내보내세요.”

今現在働く販売社員、手段・方法を選ばずに、全員クビにしなさい。

第1話のワンシーン。
フランス系大型スーパー「フルミマート」のチョン部長(キム・ヒウォン扮)が
青果売り場担当のイ・スイン課長(チ・ヒョヌ扮)に対して、
部下全員の(不当)解雇を命じたことが全ての始まり。

※部長役のキム・ヒウォン、ドラマ「未生」にも登場しましたが、今回もかなりの適役で、
現場の叩き上げから這い上がった部長役。(よって外資系なのに語学力ゼロ)
一方のチ・ヒョヌは本社から派遣されたキャリア採用組&英語バリバリの課長役。
両者の演技対決だけでもかなり見所あります、あります。


フランス系のスーパーって言ったら2006年に韓国から撤退した
大型スーパー「カルフール」がドラマのモデルでしょ!と思い調べて見たら、
主人公イ・スインにはやはり、実在のモデルがいました。

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この方が、「カルフール」の課長として、2003年当時、部下の不当解雇を阻止するべく、
労働組合を組織し、伝説の「カルフール70日間ストライキ」を敢行。
実質、会社との戦いに勝利し、カルフールの韓国からの撤退への契機となった
張本人であるキム・ギョンウク氏。
風貌はドラマの設定通り、軍隊の元指揮官って感じが残っていますね。
そして、自身の不当解雇ではなく、部下の不当解雇を阻止しようと
労働組合を組織化した点が、今の時代からしたらファンタジーなのかな?


「部下をクビにしなければ、今度は自分の番。」
こんなある種、社会的不条理をテーマにしたドラマを制作するのが、
労働組合を持たない(作らせない?)サムソン家と姻戚関係にある
中央日報系の放送局「JTBC」というところも面白いです。
このようなドラマがJTBCでOAされていることについては、
「罪滅ぼし&企業イメージ向上が目的」なんて陰口を叩かれていますが、
放送決定に至るまでの過程にも、
局内で紆余曲折・賛否両論があったことが想像でき、
このドラマの成否は、JTBC局内の本気度にかかっていると言えそうです。


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また、監督はKBSのバラエティー畑出身で、JTBCに2011年移籍、
現在は制作企画局長を務めるキム・ソギュン氏。
キャスティングに関しては、
原作漫画のキャラクターとのシンクロ率と演技力を最大限考慮して、
役者を選んだと語っており、
また、韓国的な注目点は、Super Juniorのイェソンが鮮魚売り場の主任役として
演技初挑戦ということになってます。

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因みにタイトルのソンゴッ[송곳]、英語にしたら「awl」や「drill」。
日本語でしたら、「穴を開ける道具」の総称で、
「尖ったヤツ」「鋭いヤツ」みたいなニュアンスで使っていると思います。


※放送前の予告編です。役者を一切登場させないところに制作陣の意気込みを感じます。




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