ワッタカッタ!さんのBLOG

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TOP2013年9月 パワーチャージの旅 in 済州 2泊3日 ≫ 済州島~韓国の女性政治記者が作った済州(チェジュ)オルレ♪夕陽が眩しい7コースを少しだけ歩きました~!

済州島~韓国の女性政治記者が作った済州(チェジュ)オルレ♪夕陽が眩しい7コースを少しだけ歩きました~!

パワーチャージの旅 in 済州 2泊3日の旅は、2日目最後の見学地へ。
ここ、オルレ7コースに辿り着いた頃には、私はもうヨレヨレ。
「さっさと歩いて食事してホテル!」愚か者の私は、それしか頭になかったです。

初日、2日目と済州島を巡って、ここで初めて大型の観光バスが駐車しているのを見ました。



ガイドさんの話にもありましたが、
今、韓国では済州島の済州(チェジュ)オルレを歩くのが大ブームとか。
島を訪れた旅行者の、約25%が済州オルレを歩くために訪れているという統計もあるそうです。

オルレなんて言葉さえも知らなかった私。

世界には長い距離を歩きながら、文化や歴史、自然を感じて歩く道のことを、
長距離自然歩道とか、トレイルとか、歴史古道とか呼び方はいろいろとありますが、
ここの島ではオルレと呼ばれていました。

オルレとはそもそも済州島の方言で「人が行き交う表の通りと民家を結ぶ細い道」を言います。
これを社団法人済州オルレが「新しい世界と出会う道」と位置づけ、
済州島の森や山、里、海岸などの小道を歩く、ウォーキングコースとして整備したそうです。

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2007年9月に最初の1コースがオープン。一区間10~20キロ程度の距離をもつ各コースが、
順次接続して、最後の21コースが去年2011年の11月に完成。その全長約350キロ。
済州オルレは、済州島の海岸沿いをぐるっと一周出来る人気のコースとなっています。

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いや~私はまったく知りませんでしたね。済州オルレ。
今回、私たちは7コース(ウェドルゲ~月坪)距離15.1キロ、所要時間4~5時間のところ、
約1時間、つまり7コースの一部区間だけを歩きました。ほんのおさわり程度。

とは言っても、西日がカ~~~っと照りつける海岸沿い。気温も湿度も高く・・・
私はヨレヨレでしたので、もうヨタヨタで済州オルレ7コースを歩きました。

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バスを降りて歩き出しましたが、道が整備されていて、ヨタヨタにもこれは歩きやすい!

済州オルレの整備や管理運営には、社団法人済州オルレを中心に、
多くの地元ボランティアが参加して行われたというから驚きです。
現在も地元ボランティアが、済州オルレの管理に関わっているといいます。

済州島、島民自らが作り上げて大事にしている済州オルレなんですね。

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社団法人済州オルレによると、以下のようなコンセプトが済州オルレには敷かれているそうです。

○山、森、里などの古道を使い、アスファルトの道は通らない
○自然だけでなく、市場や農牧場など地域の文化や人とも触れ合うコースとする
○もとの自然・生活風景を壊さない
○気候に左右されない(雨や風の中を歩くのも魅力)
○誰でもが歩ける(険しい山道、登山道などは設けない)
○地域住民の手で整備、維持管理できる道をつくる(地域ぐるみのホスピタリティ)
○大手資本による観光ではなく、地域にお金が落ちる観光を目指す

成熟したポリシーです。ここは私が知っている韓国とは思えません。

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そうこうしていると7コースの目玉、ウェドルゲが見えて来ました。
バスの中でガイドさんの話を聞いたのですが・・・

「これが寂しい~岩ね~」

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ハルマンとハルバンの切ない愛がこもった所と韓国観光公社の資料にもありますが、
火山の爆発によって生じたただの岩礁ですが、これが伝説の岩となっています。

ウェドルゲ(孤岩)は、漁に出た爺さんが帰らぬ人となり、
残された婆さんが海に向かって泣き叫んでいるうちに岩になってしまったらしい~。

それほど昔は海の事故が多かったのね・・・と、三多島の伝説に心が痛みます。

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しかし今はこうして、済州オルレが整備され、若い子も大勢遊びに来てくれます。
海で死んだ爺さんと寂しかった婆さんの、供養にもなっているのではないでしょうか・・・。

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ウェドルゲの側には、海に浮かんだような岩があります。
これは婆さんが岩に変わると、死んだ爺さんの魂も岩になって浮かんだという伝説。

こうしてゆっくり歩くことで島の伝説にも触れることが、済州オルレの魅力。

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そしてここは、大ヒット韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」のロケ地。
こんな風光明媚な場所。韓国ドラマのロケ班が見逃すはずがありません。
♪おなら、おなら、おなら~♪が耳に残る韓国歴史ドラマ。

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ずいぶんとデカイ看板!イ・ヨンエは自然景観を壊していない?
美人は得?やれやれ~のトホホホ~。
済州オルレのコンセプトからは、ちょっと外れるところが、やっぱり韓国らしいです。

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まさかの記念撮影するブロガーさん、若干一名^^

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柵越禁止と書いてあると、どう~しても越えたくなる観光客。
ガイドさんの話では、崖から転げ落ちて死亡事故も起きているとか。
お兄ちゃんたち~ここで死んだハン尚宮が泣いているよ~。

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歩いたのは7コースのほんの僅かでしたが、海岸サイドも丘サイドも景色が素晴らしく、
機会があれば一周してもいいかも~と、ヨタヨタながらに思いました。

この済州島を一周する済州オルレコースの完成は、ある女性の思いつきにあったと、
これまたガイドさんが、熱~く熱くバスの中で語ってくれました。

その女性こそが、社団法人済州オルレの理事長ソ・ミョンスク(서명숙:徐明淑)さん。
なぜか済州島では、出て来るお名前が女性ばかり。

ガイドさんメモしていただいた「서명숙」からオルネリョ!さんが調べてくれました。

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ソ・ミョンスク(1957年 10月23日生まれ)は韓国の言論人。
済州島西帰浦で生まれ、高麗大学教育学科卒。

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月刊誌「マダン(庭)」「韓国人」などで記者生活を過ごし、
1989年「時事ジャーナル」創刊メンバーとして入社後、
政治部記者→政治チーム長→取材部長→編集長と歴任。

韓国国内、女性の政治記者の先駆け的存在で、韓国初の女性編集長として知られる。

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オーマイニュースの編集局長を最後に23年に渡るマスコミ生活を終え、
故郷の済州島に戻り、2007年9月に「チェジュオルレ」を立ち上げ後、
「オルレキル」の整備、2007年からはチェジュオルレ理事長としても活動。

ここまではオルネリョ!さんの調べですが、ガイドさんの話も合わせると・・・

ソ・ミョンスクさんはマスコミの仕事に疲れ、故郷の島の道をただただ歩いて、
疲れが癒されるのを感じ、「済州島には、なんて素晴らしい~道があるのだ!」と、
気づかれたそうです。ここ済州島の道を多くの人に歩いて欲しい~という願いが、
実を結び、いまや済州島の新たな観光資源となりつつあるという、お話でした。

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たしかに、都会で疲れた頭と身体には、癒しの道オルレかもしれませんね。

息が上がるような道ではありませんでしたが、ちょっと日差しがきつい。
歩くのは朝か夕方だな・・・。ここからは、ゆる~く坂を下って行きます。

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コースから見える気になる建物・・・。

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水500mlは、とうに飲み干し・・・ああ~喉が渇いた・・・。もう少しの辛抱か・・・。

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私はやはり言論人にはなれない。ソ・ミョンスクさんは歩きながら何を考えたのでしょう。

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長い長い道を歩くオルレですが、5年で完成し、半島からも人が訪れ、
歩く人気コースになるにつれ、その経済波及効果と地元に及ぼした影響も数々とあるようです。

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ただの田舎だった村がスタート地点となると、カフェ、レストランが次々と開業し、
路線バスが黒字運行となり、寂れた在来市場の売上は増加。
5年を過ぎた現在、ゲストハウスはその数が400を超えたそうです。
オルレコースが出来たことによって、地域の商圏も変わり、町の活性化にもなっているとか。
島の人口が、若者を中心に何と増加!というニュースもありました。

7コースには、いくつのカフェがあるのかしら~。ああ喉が渇く・・・。

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『今夜は黒豚の焼肉らしい~』喉を潤すビールで、もう頭はいっぱい。ゴールはもう少しか。

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ああ!バスが見えた!2日目の見学終了~!ビールも飲みたい!マッコリも飲みたい!

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夕陽がいくら美しくても、もはや豚に真珠、猫に小判の状態。ううううう喉が渇いた・・・。



済州オルレについては韓国観光公社さんのホームページが詳しいです。
韓国の代表的なウォーキングコース「済州オルレ」

そしてこんなニュースも!
済州オルレウォーキングフェスティバルが
10月31日(木)から11月2日(土)まで済州島一帯で開かれます。


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長々と読んでいただきましてありがとうございました。クリックもよろしくお願いします^^

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supported by 韓国観光公社&済州特別自治道
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Comment

オルレ
歩いてみたいと思っています。いいな~ 良いとこばっかり観てこられて~。私のお友達はソウルから旦那様と引越しして済州島に家を買い 定住してしまいました。仕事は染色家。済州からだと 韓国内あちこちに飛行機が飛んでいて かなり便利みたい。後 身体を悪くした方が 療養や 最後は済州で と 移り住むことも 多いそうです。
2013.10.12Sat 00:01 ≫ 編集
Re: ちかにゃん!さんへ
ちかにゃん!さんへ
個人旅行だったら先ず行かない場所ばかりで、ツアーもいいなあ~と感じました。
時間が持てれば、1コースからの本線と、それと枝分かれした支線も、歩いてみたいです。
2013.10.12Sat 08:30 ≫ 編集
定番ですね!
このツアーで私が行ったことあるところ・・・
城山日出峰とここ、オルレの7番、ウェドルゲです。
やっと出てきました~。大長今ゆかりの地ですもの。はずせませんでした。

いや~まだまだですね!
ガイドブックに出ているところは結構行ってるつもりでしたが、今回は知らない所ばかり。しかも、すてきな場所ばかり。
ミーハーな韓流ババアはついついドラマ関連の場所を探してしまいます。次回は、ワッタカッタさんの旅行記をガイドブックにして回ってみます。
2013.10.12Sat 09:43 ≫ 編集
熱中症
ほんと、このときは熱中症になるんじゃないかと
思うほどのどが渇きました
そのあとのビールがうまかったこと(笑)
それにしもよく写真撮ってらっしゃいます!
2013.10.13Sun 11:43 ≫ 編集
Re: uknowumi さんへ
uknowumiさんへ
済州島、奥が深いです。
ソウルや釜山と違って地下鉄がないので、移動がどうしても車になってしまい、
そのせいか、観光客が見学する場所が決まってくるのではないかと思いました。
時間と体力があったら、済州オルレを歩いて回るのもいいかもしれません。
島の魅力、まだまだ知らないこと、いっぱいあるような気がします。
2013.10.13Sun 19:15 ≫ 編集
Re: 豊年満作さんへ
豊年満作さんへ
気温も高かったのですが、湿度の高さに加え、歩き進むにつれ、
どんどん日差しがキツくなって、それでも私は写真を撮りつつも、
誰かと終始しゃべくり通しで、歩いて歩いて、しゃべってしゃべって、もう喉はカラカラ。
バスが見えた時は、助かったと思いました。
本来は、己をみつめて寡黙に済州オルレを歩くべきでしょうが・・・。愚か者です。
2013.10.13Sun 19:36 ≫ 編集

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