ワッタカッタ!さんのBLOG

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済州(チェジュ)マニアへの道~城邑民俗村とトルハルバンの話♪マニアック済州の旅へ!

ここで12月の済州の旅の3日間をちょっと振り返り~。興味ない方は読み飛ばしでもOK。

先ず1日目、到着した済州国際空港がある、島の北部の済州市から出発して、
東部観光(城山日出峰or万丈窟)の後、それからまた済州市に戻り、そこ済州市で宿泊。

2日目は済州市がある北から西へ移動して体験&昼食の後、午後は南下しながら西部観光。
観光というより体験メインでしたが。そして南西部の海岸沿いオルレ8コースを歩き、
そこから東へ移動して、島の東南部、西帰港市の表善で宿泊。

そして3日目は島の南東部、表善ヘビチ海岸から97号線繁栄路を走り、途中見学をしながら、
済州国際空港がある島の北部へ、時計とは反対周りにバスで移動する3日間のコースでした。

済州島って、けっこう広いです。中央ハルラサンを中心に、
東西73km、南北41km、島を一周する道路の長さが181km、海岸線の長さは258kmの島。
総面積は1,848.5平方km。だいたい大阪府くらいの面積に相当するそうです。



2日目宿泊した、ヘビチホテル&リゾート済州(チェジュ)からの徒歩圏内には、
前回9月に見学した済州民俗村があります。ここは大韓航空が運営する、いわば作られた民俗村。

済州島~心が奪われた私~優秀観光事業体「済州民俗村博物館」 前編
済州島~心寂しくなった私~優秀観光事業体「済州民俗村博物館」 後編

そして今回私たちが見学するのは城邑(ソンウプ)民俗村。こちらは1300人とも言われる、
済州の人が実際暮らしている集落。生きた博物館、民俗村です。

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いや~ワッタカッタ!さん参りましたね。まさか「城邑民俗村」が見学コースに入っているとは。
去年の9月にブログに書いた時点では、まさかの第2弾の済州の旅の公募があって、
まさかまさかの当選参加。そして悪口を書いた「城邑民俗村」に行くとは思っておりませんでした。

ワタクシ逃げも隠れも出来ません。クチコミ掲示板では評判の悪い、あの民俗村、
実際、私が訪ねた時も現地ボランティアガイドからの押し売りはあった「城邑民俗村」へ。

さて今回は、どういう様子なのかしら~と興味深々で「城邑民俗村」に到着です!

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あらためて城邑民俗村とは何なのか?ちょっと考えてみましょう~。
(そしてここからは、我が家のリサーチャーであるオルネリョ!さんの調べ)

そもそも済州島の行政区域は、1941年に郡県制度が廃止されまで、
大きく以下の3つのエリアに分かれていました。

現在の済州市周辺を「濟州牧(チェジュモク)」、
そして現在の西帰浦市を含む済州島の南西部を管轄する「大靜(テジョン)県」、
ハルラサン(漢拏山)の東側にあたる地域を「旌義(チョンイ)県」。


国家指定の重要民俗資料に指定される城邑(ソンウプ)民俗(ミンソク)村(マウル)は、
朝鮮王朝第4代王の世宗(セジョン)時代(1397~1450年)から、およそ500年間、
旌義(チョンイ)県の県庁所在地でした。現在の地名は、
濟州特別自治道 西歸浦市(ソグィポシ) 表善面(ピョソンミョン) 城邑里(ソンウムニ)。


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村には、日觀軒(イルグァンホン、済州有形文化財第7号)と呼ばれる、
役人が政務を司る建物や、旌義鄕校(チョンイヒャンギョ、済州有形文化財第5号)と呼ばれる、
民百姓のための教育機関などもあります。

濟州牧があった済州市や、大靜県があった西帰港市が、急速に近代化してしまったのとは
対照的に、山間部にある旌義県、現在の城邑(ソンウプ)は、近代化から取り残され、
朝鮮時代の姿を今に残していると言われています。

古くから残る石の像トルハルバンと、官庁の建物があったことからも、
城邑(ソンウプ)は昔、旌義(チョンイ)県の県庁所在地(都邑)だったことが分かります。

ということは、ここは、済州市、西帰港市と並ぶ、済州島の都だったということでしょうかね~。
でもしかし???
濟州牧や大靜県が、港に近い場所に官庁(都邑)を置いたのに対し、なぜここ旌義県だけが、
山間部に城を置いたのか少し気になりました。済州は、生活の糧は海からの恵が大きかったはず。

なぜだろう?なんて素朴に考えていたら、意外なことが分かりました。

もともと旌義県も、当初は島の東端の海から近い、古城里に官庁(都邑)は置きましたが、
15世紀の度重なる倭寇の襲来に、たまらず山の中へ引っ込んだという話。

海からの恩恵からは遠くなり、不便も大きく生活は貧しくの苦労より、
倭寇の襲来からの難を逃れることの方が大事だったんですね~。

ここに民俗村が残ったそもそもが、倭寇の襲来から逃れるためと知って、私は切なくなりました。
ボランティアガイドの押し売りくらいで怒っちゃだめかもね・・・。


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現在の村の様子といえば、ここには店番は居なく、ここは無人販売所?

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婆さん2人が、おしゃべりに夢中で、私が店に入っても、まったく相手されませんでした。

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ハッキリ言って拍子抜け~。これは改善されたのかも?

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期待した(?)ボランティアガイドの押し売りは、ここではこの日ありませんでした。
村の売店も、やる気があるのかないのか?のんびりとした風情です。

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ガイドのアミさんの熱の入ったお話は、前回9月の記事と重複するので、ここは割愛。

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済州島、風と石の島で生きる知恵が詰まった村の話をたっぷり聞いて、一旦解散。

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小さな、しかし由緒正しい~村を、それぞれ自由に散策しました。

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私は初めての済州島を旅をしたとき、押し売りのガイドに閉じ込められた小屋を探します。

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オルネリョ!さんと押し込まれた茅葺きの屋根は探せず、どうでもよくなってきました。
空が青い。柿の木のオレンジが冴えて情緒たっぷり。些末なことは忘れよう~。

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ここを歩けばそんな気持ちになります。でもしかし、今も昔もここで暮らすのは大変だろうな・・・。



最後は前回の旅で書けなかったトルハルバンの話

我が家の便利屋さんオルネリョ!さんのリサーチで、済州島はその昔、
「濟州牧(チェジュモク)」「大靜県(テジョンヒョン)」「旌義県(チョンイヒョン)」の
3つの行政区に分かれていたと、先に書きました。さらにいろいろ見ていると・・・

今や済州の観光土産の代表として知られるトルハルバンも、
島のエリアごと(昔の行政区ごと)の3つのタイプに、その顔や姿の特徴が分かれると、
済州観光公社さまの資料にありました。トルハルバンにもタイプがあるなんて、これは面白い!

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城邑民俗村に立つ「旌義城トルハルバン」

朝鮮時代の済州島の3つの邑城である、濟州城、大靜城、旌義城の、
城門の前に建てられていたのが、本来のトルハルバンの姿です。

城門の前に立ち、往来の人を監視しながら城を守るのが、守門将トルハルバンの役割でした。

トルハルバンは、濟州城の東・西・南門の前に8基ずつ24基あり、
大靜城の東・西・南門の前に4基ずつ12基、旌義城の東・西・南門の前にも4基ずつ12基あり、
その数、総計48基
あったそうです。いわゆるこれが正真正銘のオリジナルのトルハルバン。

そのうち濟州城のトルハルバン1基は紛失、2基はソウルの国立民族博物館に展示され、
現在、朝鮮時代から残る元祖トルハルバンは、済州島に45基残っていると資料にはあります。

濟州城のトルハルバンは、観徳亭、済州島民族自然史博物館、済州大学、済州市庁、
済州国際空港、三姓穴、済州KBSなどに移転され、
今でも済州の守護神としてその姿を見ることが出来ます。

また大靜城のトルハルバンは、大靜県があった大靜邑の保城里に、
そして私たちが訪ねた城邑民俗村には、旌義城の城の前にあった旌義城トルハルバンがありました。

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こちらも城邑民俗村に立つ「旌義城トルハルバン」

ここで見た旌義城トルハルバンは、高さが約141センチ、頭が丸くて大きく、顎が長く、
つり上がった目に特徴があり、折り目正しい印象を与えるそうです。

そう見えますか?

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上の3つは、去年の9月「三姓穴」を訪れたとき撮影した濟州城トルハルバン

ちなみに濟州城トルハルバンは、高さが約187センチで他のエリアより大きくて躍動的。
目、鼻、口、耳が全て大きい。額には厚くて深いシワが特徴で顔の表情も多様。官帽は尖って高い。
武人の豪快な威厳を感じることが出来るらしい。

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こちらは探した画像。保城小学校にある大靜城トルハルバン

大靜城トルハルバンは、高さが約134センチで他のエリアより小さい。官帽も小さい。
顔は若干四角く見え、目にはメガネのような枠がある。首に巻物があるのが特徴。
親しみやすく、可愛らしいのが特徴だとか。

これはオモロイ♪


自由旅行の済州島の旅なら、オルム、灯台見物に加えて、
島に残るオリジナルのトルハルバンを、一つ一つ探しても面白いかもしれませんね。
かなり済州マニア度は上がります。

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