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ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
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TOP2013年11月 DMZ非武装地帯を巡る旅 華川・七星展望台、金化・勝利展望台 ≫ 分断路線をのんびりトングン列車に乗って朝鮮戦争最激戦地へ!緊張関係はここ列車車内でも熱い民族だ!

分断路線をのんびりトングン列車に乗って朝鮮戦争最激戦地へ!緊張関係はここ列車車内でも熱い民族だ!

国内の移動は、路線バスが驚くほど発達している韓国です。。
ソウル市内はもちろん近郊へも、そして地方への本数も多く、バスは慣れると便利で格安。
しかし昔ながらの韓国鉄道の旅も、これがまた、なかなか情緒があって捨てがたいもの。

これから40分あまりトングン(通勤)列車に揺られます。
通勤列車(トングンニョルチャ:통근열차)は韓国鉄道公社の列車の種別。各駅停車に相当する列車。

オルネリョ!さんから分かりづらいと指摘があり以下補足します。

通勤列車(トングンニョルチャ)とは、
京元線の東豆川駅~白馬高地駅間(総営業距離:41.3km)を走る、通勤型ディーゼル車。
通称「通勤列車」英語名は「Commuter Diesel Car」が運行しています。
ディーゼルカーと言われれば、日本人にも分かりやすいでしょうか。
この車両は韓国鉄道公社が、2004年「統一号」の客車廃止に伴い、新たに導入した車両です。
他には京義線の汶山(ムンサン)駅~都羅山(ドラサン)駅でも、「通勤列車」が運行しています。

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私たちが江原道の鉄原に向かうため乗車した、この路線は、日韓併合時代、
日本が京城と呼んだソウルと、現在は北朝鮮領地で東海岸の都市、元山(ウォンサン)、
この2つの都市を結んだことに由来して京元(キョンオン)線と、今でも呼ばれていますが、
現在は、朝鮮戦争休戦調停が結ばれた時に設定された、軍事境界線で分断されています。

ちなみに韓国には、もう1つの分断路線があります。
京城と呼ばれたソウルと、これまた北朝鮮領地に位置する新義州(シニジュ)を結ぶ京義線です。

どちらも軍事境界線、一般的に北緯38度線と呼ばれるラインに、南北それぞれ約2キロ、
計、約4キロの幅の非武装地帯(DMZ)の帯で朝鮮半島は分断。もちろん日本が
統治した時代からの鉄道も、この軍事境界線、非武装地帯(DMZ)を越えての往来は出来ません。



朝鮮戦争なんてもういつの時代の話なのでしょうか。
2004年に劇場公開、大ヒットした韓国映画「ブラザーフッド」は、私も劇場で観ました。

チャン・ドンゴン演じる兄ちゃんと、ウォンビン演じる弟が、朝鮮戦争によって翻弄されます。
あの時代の人殺しは、ハンパじゃなかったようです。最後は、こぶしで殴って殴って殴り殺す。
機関銃でパラパラパラと撃ち殺された方が、どんだけラクに死ねるだろうかと
私は、スクリーンを観て思いました。あの時のチャン・ドンゴンの演技は鳥肌級のレベル。
頭に焼きついています。韓国は今も徴兵制度がしかれ、成人男子は人殺しの練習をする国です。

朝鮮戦争は1950年6月25日開戦、そして1953年7月27日休戦。それからもう61年の歳月が流れ、
韓国と北朝鮮は、いまだ終戦を迎えず、いまだ紛争は終わっていない国と国。
いや~しぶといというか執念深いというか許せない遺伝子を持った民族なんでしょうか。
のどかな島国の国民とは、なかなか相容れないものがあるのが、分かるような気持ちになります。

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話が脱線してしまいました。ソウルから北進して議政府、東豆川まで来ると、
在韓米軍や韓国軍が駐屯する部隊が多い軍事都市なので、どう~しても、頭の中が戦闘モードに。
そうそう議政府には、戦争に由来するプデチゲ(部隊鍋)発祥の、有名な店もありますね。

私たちは東豆川駅を16時に出発して、京元線の韓国領土サイドの、かつて終着駅であった、
新炭里駅まで行きます。終着駅だったと書きましたが、以前は終着駅でしたが最近延長されました。

東豆川(トンドゥチョン、동두천)
逍遙山(ソヨサン、소요산)
哨城里(チョソンニ、초성리)
漢灘江(ハンタンガン、한탄강)
全谷(チョンゴク、전곡)
漣川(ヨンチョン、연천)
新望里(シンマンニ、신망리)
大光里(テグァンニ、대광리)
新炭里(シンタルリ、신탄리)
白馬高地(ペンマゴジ、백마고지)

延長された白馬高地駅行きに乗るつもりでしたが、
時間の都合で新炭里駅行き(東豆川駅からの距離35.7km)の列車に乗ることに。
今回も、前回訪ねたときと同じ新炭里駅まで乗車です。白馬高地駅には、到着して車で行きましたが。

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ここまで読んで、8割方の読者の皆さんは、もう退屈されたかもしれません。
どうしてこんな古ぼけた列車に乗るのか?乗りたいのか?ワケを説明するのに長くなりました。
ソウルから離れて国境の町に向かう列車。日本では体験出来ない旅情が、そこにはあるからです・・・。

旅情があるはずだった。あるわけないな。ここは韓国。しんみり旅情なんてものはない!

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列車は、軍事境界線DMZへ刻々と走り近づきますが、ご覧の通り車内の乗客は年寄りばかり。
若い者は乗用車で移動するのでしょうか、前回も今回も乗客は、見事に年寄りばかり。
走るトングン列車には、静かな午後の時間が流れていましたが、車掌さんが切符の拝見に来ると、
この一見のどかな車内が一転。えろ~騒々しくなりました。何が起きた???

「何の騒ぎだ~???」オルネリョ!さんが、私の横で同時通訳をします。

どうやら婆さん、古い乗車券をシャ~シャ~と差し出したらしく、車掌さんは見逃すはずもなく
「このババア~ええ加減にしろよ~毎回毎回同じ手口使いやがって!1000ウォン払いやがれ!」
のような会話のやりとり。韓国の交通費は安いです。ここは1000ウォン、約100円。
婆さん100円が払えないのか?100円出すのが惜しいのか?車掌にかまって欲しいのか?

謎?

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そして爺さんと車掌さんの睨み合い、これは長く激しかった~。

「何!!この列車は新炭里駅までしか行かないのか!!」
「切符を買うとき、窓口のヤツは、そうは言わなかった!!」
「俺は白馬高地駅まで行きたいんだ!!やい車掌謝れ」
「今、俺の前に居るお前が韓国鉄道公社の代表だ!!代表として頭下げろ!!」
「謝れったら謝れ~~~!!謝罪しろ~~~!!韓国鉄道公社の人間として謝れ!!」

爺さんまくし立てますが、車掌さんも一歩も引きません。謝らないのです。
爺さん、そばにあった荷物を床に叩きつけました。車掌さんはそれでも謝りません。
そして列車が止まると、頭から湯気を出して爺さんは列車を降りて行きました。

賠償は求めませんでしたが、謝罪と賠償に固執する国民性をライブでみさせていただきました

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わずか40分あまりの韓国鉄道の旅でしたが、熱かった~。これはウソではありません。
どうしてもっと穏やかに話ができないのか。疲れないのか。面白い国民性です。

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お疲れ様でした。16時46分新炭里駅に到着しました~。
金浦空港から、空港鉄道、地下鉄、そしてまた鉄道と乗り継いで、
約3時間あまりで、北の町へ入ることが出来ました。

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この朝、日本の自宅から出発したのです。DMZの旅ですが意外と日本からも近くないですか?

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見覚えのある駅舎です。前回、ここ新炭里駅に来たのは2012年の9月。1年3ヶ月ぶりの再訪。
今回の旅は鉄原で宿泊して、翌朝から華川・七星展望台から、金化・勝利展望台へと見学します。

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もう少し早く訪れたら、鉄原の山の紅葉も稲穂が広がる田園風景も見事だったらしいのですが、
そしてもう少し遅く訪ねたら、タンチョウ鶴が飛来しているはずだったのですが、
ちょっと中途半端な時期に訪ねてしまいました。

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そして数日後、ここにも雪が降り白銀の世界になったと聞いて、良かったのか悪かったのか、
旅の日程を決めるのはタイミングもありますが、ベストシーズンにやっぱり行きたいですね。

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そして駅前で懐かしい顔と再開。
現地に居住する日本人のあむちゃんに今回も案内していただきます。
あむちゃん、すっかり北の大地DMZの町、鉄原に根を張った様子です。

騒々しく話しかけて来たのは駅前で偶然会った近所のおばさんらしい。当然のように一緒に車へ。
駅前で知った顔に会うと、自宅まで車で送るのが当然といった土地柄です。
私たちは、このおばさんの自宅まで一緒に、車で行くことになります。

なんだか楽しくなって来たぞ~。ツアーもいいですが個人旅行もやっぱり楽しい~です。

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そして車で待っていたのは、おおおおおおお~~~!

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あむちゃんのブログでは、その成長を見ていましたが、ナマはずっとずっと可愛い~。
100日過ぎたばかりの赤ちゃんが、もうこんなに大きくなりました。
すわちゃんこの時17ヵ月?で良かったのかな。

近所のおばちゃんを自宅に降ろしたら、な・な・なんと!あむちゃんの自宅へ。
韓国、北の大地で生きている日韓夫婦と子供たちが暮らす自宅へと行きます。

おまけ(2012年9月24日撮影した写真2枚です)

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1年3か月前も、ここで会ったね♪すわちゃん♪

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2013年11月の韓国旅行記
華川・七星展望台から金化・勝利展望台そしてソウルへ~DMZ非武装地帯を巡る旅その2 を、
最初から読むには、 明日から初雪が降った韓国へ♪ ←ここをクリックしてください^^

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Comment

まだ若いのに
KTX以外の駅舎は、線路を歩いて渡るという日本には少ない構造だな。などと思いながら読んでいました。
「前回、ここ新炭里駅に来たのは2013年の9月。1年3ヶ月ぶりの再訪。」羨ましさとこの寒いのに何を好んでと嫉妬しつつ、今年は何年だったっけと。オリンピックがあるから偶数のはず。
この年になると年齢欄に抵抗を感じています。生年月日は入国カードに記入するため気になりませんが、年齢は毎年変わるため自信が無くなります。決して少なく書きたいわけではありません。変わった時には覚えていますが、ひと月するとアレっ。今年も銀行で「何年でしたっけ」。西暦と平成が混じり、余計に覚えにくい。ワッタカッタさん、まだ若いのに。
2014.02.01Sat 08:20 ≫ 編集
Re: hwarangさんへ
hwarang さんへありがとうございます。
前回鉄原を訪ねたのは、2013年間違い2012年でした。早速本文訂正しました(^^;
2014.02.01Sat 08:50 ≫ 編集

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