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個人旅行で行く韓国~非武装地帯の旅~DMZの見学には検問所の通過、手続きが必要です!

漢難江(ハンタンガン)の畔に佇む静かなホテルを出て、あむちゃんの車で走りだしました。



鉄原から華川の七星展望台の案内所まで、北に向かって車で走ること約1時間のドライブです。

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韓国地図として鉄原を見ると、北の果ての町ですが、(地図の黄色の点線が国境です)
これを朝鮮半島の地図として見ると、ちょうど真ん中辺りに位置します。
鉄原は広大で肥沃な穀倉地帯であり、古くから朝鮮半島の交通の要所だった町です。

日韓併合時代、京城(現在のソウル)と、現在は北朝鮮領土の元山を結ぶ、
京元線が鉄原の町には通っていました。また鉄原は、景勝地として名高い
金剛山(クムガンサン)まで延びる、別の路線の出発の駅にもなっていたそうです。

その時代、鉄原駅前(現在は民間人出入統制線区域内)には、銀行や商店が軒を連ね、
上水道も整備され病院や劇場もある、約2万人が暮らす内陸の中心の町として栄えていました。

私たちが目指すのは、交通の要所だった鉄原を出発して、
北朝鮮領地を肉眼で望める七星展望台と、勝利展望台の2つの展望台を回ります。

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いよいよDMZの旅が始まりました。さてDMZとは【demilitarized zone】の略。
韓国語では【비무장지대:ピムジャンジデ】と呼び、
私たち日本人には【非武装地帯】という呼び方が、一般的ではないでしょうか。

世界で唯一、朝鮮半島だけに残された、demilitarized zone、いわゆるDMZですが、
上の図の赤い点線が軍事境界線、38度線とも呼ばれる北と南を分断する国境です。

その軍事境界線を挟んで北に2キロ、南に2キロが非武装地帯DMZ、水色の帯ですね。
北方限界線と南方限界線で挟まれた約4キロ。ここが61年分断された非武装地帯DMZになります。

南方限界線からさらに南へ、5~20kmの範囲で引かれた南側の点線が民間人出入統制線です。
民間人出入統制線は、韓国語では민간인 출입통제선、
またはCivilian Access Control Lineと呼ばれるラインです。

この民間人出入統制線を、住人以外の国内人(韓国人)、外国人が出入りするには、
それぞれのエリアを管轄する部隊長の、許可が必要となります。

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これが検問証、許可証です。

鉄原町民のあむちゃん、さすがです。このあたりの手続きは慣れたもの。
相手は銃を持った兵士ですが、チョチョイのチョイチョイで手続きしてくれます。

52哨所-14
この車両は52哨所の検問所で検問を実施しました。
第6685部隊長

などと書かれています。

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裏面には注意事項があります。

1.本検問証は、車両フロントガラスの指定された箇所に貼付する。
2.本検問証を他の車両に貸与及び、贈与をしてはならない。
3.本検問証を紛失及び拾得時は、師団事務所に即時申告すること。
4.本検問証を貼付したとしても、(勝手な行動は控え)統制哨所の指示に従うこと。

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向かう先々道路には、有事に備えての軍事施設が、多数見られます

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ところで写真撮影は、制限が有るのか無いのか不明。韓国人、日本人のブログを見る限り、
民間人出入統制線から先も、軍事境界線から先の景色も、写真は撮り放題の様子。

人工衛星からも敵地が監視が出来るこの時代、ブログから軍事機密が知れることはないでしょうが、
エリア内は、良識をもって写真撮影をするように心がけました。

それ以上に、展望台で案内についた係りの兵士が、今回は厳しく、あれもこれもと制限されて、
思ったほど写真は撮れませんでした。内心、ええっ~ここもこれも、他のブログで見たよ~なんて、
思ったエリアもNGでした。どうやら写真撮影の許可の権限は、その時の兵士によるようです。

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鉄原のホテルを出て約1時間で、華川の山陽(サニャン)軍将兵 案内所に到着しました。
農特産物販売所とも書かれています。展望台への手続き案内所であって、土産物屋です。
民族の分断が61年にもなると、DMZは皮肉にも商いになっている側面もあります。

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パスポートを出し、手続きを済ませ時間まで待ちます。この日この時間は私たちだけでした。
ここから出発するバスや車はありませんから、車両を各自で準備する必要があります。
つまり車で来ないと、展望台には行けないシステムです。

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江原道(カンウォンド)、華川(ファチョン)の地図が貼ってあったので、
案内所のおばさんと娘さんに、あれこれ質問しましたが、答えになりません。
何を聞いても話になりません。若い娘さんは、地図も読めない様子・・・。
いや、見学者には何も答えないように教育されているのかも?なぞです。

この方たちは、ただ手続きをするだけの係り。パスポートの番号を書いて、
展望台に連絡をして、時間になれば、見学者の車に同乗して、一緒に展望台まで同行。
見学が終了したら、また車に同乗して、一緒に案内所まで戻ってくる係りです。

韓国には、こんな商売もあるんだな~なんて、変に感心しました。

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山の上の七星展望台まで行きます。

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七星展望台(チルソンチョンマンデ:칠성전망대)
矢印は、金剛山(クムガンサン:금강산)へ行く道を示しています。
つまり展望台の向こうは北朝鮮です。

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ホテルを出たのが9:10、案内所到着が10:10、そしてそこを出発したのが10:35、
七星展望台に到着したのが11:00。今回のDMZの旅は、時間をメモしておきました。

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七星展望台14.7km。約20分急勾配の坂道を、あむちゃんが運転します。

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山の入口の検問所は、同行する案内所の女性が受付をします。車で待つ私たち。

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さてと検問所も無事通過。いよいよ七星展望台に向かいますか。



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