FC2ブログ

ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
2019年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2019年10月
TOP2014年2月 2900円格安航空券で行くソウル食い倒れ・統一展望台の旅 ≫ 韓国人ブロガーが絶賛するソウル超穴場のマッコリ飲み屋~麻浦「李博士の新洞【シンドン】マッコリ」に行ってみました!

韓国人ブロガーが絶賛するソウル超穴場のマッコリ飲み屋~麻浦「李博士の新洞【シンドン】マッコリ」に行ってみました!

TEXT BY オルラッタネリョッタ!

にほんブログ村 旅行ブログ 韓国旅行へ
にほんブログ村


今年2月のソウル旅行記の続き。
今回だけ、事情があって、旅行記を初めて、オルネリョ!が担当します。
僕、この旅では、地方に行かずに、
ソウルで珍しいマッコリがどうしても飲みたくて、
事前にリサーチをした結果、
麻浦のはずれに位置する
「李博士の新洞(シンドン)マッコリ【이박사의 신동막걸리】」に
白羽の矢を立てました。
理由は、チョット風変わりな店名と、
韓国人ブロガーたちの料理写真があまりにもうまそうだったことと、
テレビ出演もしていないようなので、荒らされていない印象があったからです。

旅行の初日、夜10時半に金浦に到着。
空港の到着ゲートを出て、公衆電話からお店に電話するも、
店長らしき人物が、「もうお店を閉めようかと思ってるんですよ。」
僕はどうしてもマッコリが飲みたかったので、
「タクシーで店に向かうから、店閉めないで!」なんて粘って交渉してみると、
「厨房の火も止めちゃったから・・・」
こうした店長の丁寧な断り方に好感を持って、翌日の夕方、店に向かいました。

Baidu IME_2014-3-29_12-26-43
※外観が暗くてうまく撮れなかったので、店長のブログから拝借。2階も同じ店舗です。

店に到着するや、目に飛びこんだ낮술 땡큐【昼酒 サンキュー】の文字。

Baidu IME_2014-3-29_12-29-16

昼飲みを堂々と勧めるあたりが、酒飲みの僕には嬉しい限り。

Baidu IME_2014-3-29_15-28-6

1階の店に入ると、テーブル席はすでに満席なので、
僕らはカウンター席に通され、
メニューを手渡されました。
そのメニューがなんとも言えず、いい感じ。

Baidu IME_2014-3-29_12-31-53

Baidu IME_2014-3-29_12-32-14

お酒のメニューも豊富で、モルトウィスキー、九州の乙類焼酎、韓国の伝統酒と様々。

Baidu IME_2014-3-29_12-32-44

店のお姉さん「おすすめの料理は壁に貼ってます。」

Baidu IME_2014-3-29_22-8-14

メニューのデザインは可愛らしくていいのですが、
各料理にウンチクが多くて、一瞬イヤな予感がしたのですが、
取りあえず、オススメの「生がきのジョン(2万ウォン)」と
僕らの好物「ファンテ焼き(1万5千ウォン)」を注文。

そして、このお店のハウスマッコリである「シンドン生マッコリ」とやらを
注文したところ、3種類を用意しているので選んでくれとのこと。

Baidu IME_2014-3-29_22-14-47

原液=マッコリ原酒ですね。こんなワード、見たことな~い。
なんだか、とってもマニアック。
お姉さんによると、お店で売られるマッコリは通常、
アルコール度数を下げるために水を加えるとの説明。
お店の推薦とのことなので、ここは素直にハーフ&ハーフを注文です。
この時、お姉さんにマッコリの産地について聞いたところ、
後で、店長を呼んでくれるとのこと。

しばらくすると、注文したマッコリと料理を持って、店長のご登場です。

Baidu IME_2014-3-29_13-44-30

このお方が、
「李博士の新洞(シンドン)マッコリ【이박사의 신동막걸리】」オーナーシェフの李博士。
博士、僕を見るや、「昨日、閉店近くに電話してきた方でしょ?どうしてそんなに韓国語できるの?」
「実は、最初の女房が韓国人で・・・」なんてギャグを1発かまして、つかみはOK!
ウケを取ってから、ブログ用の質問攻めを開始っす。

お話を伺うと、李博士、2010年のこの店の開店前までは、
テレビ番組制作会社→IT系企業勤務とサラリーマンだったそう。
昔から、彼の趣味は料理作りと食べることらしく、
以前から、彼は、グルメブロガー(元々、「李博士」は彼のハンドルネーム)としても有名で、
現在も、グルメ系ブログを書き続けています。 
↑クリックで博士のブログへ↑

運ばれてきたマッコリ用の真鍮製の酒器【유기 주전자(鍮器やかん)】に圧倒。
持ってみると重い、重い。

P1030982.jpg

Baidu IME_2014-3-30_11-2-4
※경북무형문화재22호 고태주【慶尚北道 無形文化財22号 コ・テジュ】

聞けば、この酒器。
慶尚北道 奉花【ポンファ】郡在住で、無形文化財に指定された職人さんの作品で、
値段にすると、1セットで70万ウォンのシロモノ。
酒器にまでこだわる人って、韓国では珍しいのでは?
豊富な酒のメニューを見ていても、李博士の酒に対する思いが伝わってくるようです。


あと、肝心なのは「新洞【シンドン】マッコリ」のお味。
こんな‘辛口’のマッコリは、これまで飲んだことがないかもしれません。
香りは博士がいう‘バナナ’風味が正解に近いかも。
それに、青カビチーズのような乾いた風味も感じられ、
マッコリ上級者向けの酒?
しかも、人工甘味料なしなので、後味も実にクリア~。

シンドンマッコリは慶尚北道 漆谷【チルゴク】郡の醸造所で生産。
それを1週間に1度の割合で、空輸してもらっています。(空輸なんて初めて聞きました)

※マッコリのデータは以下の通りです。

Baidu IME_2014-3-28_23-15-26

アルコール度数:6度 ※原酒は12度
原料:白米(国産、70%)、小麦粉(米国産、30%)
添加物;アスパルテーム(人工甘味料)※李博士の店では添加物なしバージョンを提供
メーカー:漆谷【チルゴク】醸造所 (旧 新洞【シンドン】醸造所)
경상북도(慶尙北道) 칠곡군(漆谷郡) 지천면(枝川面) 신리(新里) 402-6番地 
↑醸造所の位置はクリック↑
↑ ↑ ↑
大邱広域市から北西に10数キロの地点

現在の作り手は、3代目のユン・ギチャン(71歳)氏。
廃業しようとしていたところ、李博士が声をかけ、
マッコリ作りを何とか続けてもらっているとのこと。
使用される水は地下200mから掘った地下水。
原料は、近所でユン氏がご自身の手で作ったコメ、輸入小麦粉、酵母のみで、
添加物&機械工程はゼロの「ユン氏ただ一人」による100%手作りマッコリ。
息子さんはマッコリ業を継ぐ意志がないので、
ユン氏で最後のシンドンマッコリになります。

※こちらが、醸造所。写真は博士のブログから拝借
Baidu IME_2014-3-29_6-47-40

Baidu IME_2014-3-29_6-48-5
タンクはこの一つ。生産量の少なさが理解できます

Baidu IME_2014-3-29_6-48-25
発酵してブクブク音をたてているマッコリ

Baidu IME_2014-3-29_6-49-2
漉したマッコリ。李博士によると店で飲むより、この状態で飲むと3倍うまいとのこと


話を戻して、注文した料理は・・・

P1030986_20140329142533ff7.jpg

全羅道の統営から直送された「かきのジョン」。
一口食べて、ほっとしました。
李博士のウンチクと料理の腕前は見事に両立していたから。
※僕は、ウンチクが多い人ほど、信用しないクセがあるもので・・・

P1030989_20140329142902ad1.jpg

ファンテ焼き(干しタラにヤンニョム塗って焼いたもの)も高水準で、
マッコリに合います、合います。

「どうして、李博士は、こんなに料理がうまいの?」との僕の質問に、
「お母さんが教えてくれるからです」との答え。

李博士の故郷・慶尚道に住み、
今もご健在の彼のお母さんは、料理を教えてくれるだけでなく、
食材の多くを店に送ってくれるそうで、
プサンエリアが故郷のブロガーたちは、その野菜の新鮮さ・うまさに絶賛の嵐です。

図々しい僕はオススメメニューに書かれた3万8千ウォンもするお酒、
韓山素穀酒【한산소곡주】を味見したいとお願いすると、
快くサービスで飲ませてくれました。

P1040001.jpg

このお酒は、1500年前、百済の歴代王たちも楽しんだ醸造酒で、
別名は、「앉은 뱅이술【アンジュン ペンイスル】」。
アンジュンペンイとは、「足が萎えて立てない人」のことで、
一度飲んだら、あまりにもうまくて、
感動のあまり、席を立てなくなってしまうからということらしいです。
原料は、もち米、ヌルク、大豆、麦芽、生姜、唐辛子、菊花などです。

薬酒のような味ですが、僕は正直、お金を払ってまで、飲みたいとは思いませんでした。
博士ゴメンネ!

李博士と話が弾み、頼んでもいない料理がサービスで追加されました。

P1030996.jpg
チョコチュジャン(お酢が入ったコチュジャン)の和え物。
ピリ辛とチョット甘めの「韓山素穀酒」とはバッチリ相性が良かったです。

P1030998.jpg
豚皮の珍味料理(돼지껍데기 편육【豚皮 片肉】1万8千ウォン)は、煮こごりチックな食感と
チョッカル(小エビの塩辛)との相性が抜群でした!

※편육【片肉】とは、牛・豚の頭や脚、皮をよく煮て、
その後、型にハメ、冷ましてからスライスしたもの。

李博士、ブロガー時代から、日本にもよく来て、料理を研究したそう。
メニューには、プサンの有名日式レストランも使用する
統営【トンヨン】産の最高級ナマコで「コノワタ(1万2千ウォン)」を自家製で作って、
お店で提供しています。

僕が、「この店の近所に羊のジンギスカン料理屋が乱立してるけど、うまいの?」と聞けば、
「日本のジンギスカン、ブームの時に食べたけど、日本の方が美味しいから、行かないで」
なんてアドバイスもくれるほど、日本の飲食トレンドについて、博士は、熟知してます。

この日は注文しませんでしたが、韓国人ブロガーが絶賛する
慶尚道エリアでは、葬式の際によく出されるという「白菜のジョン【배추전】、6千ウォン」と
「韓牛にんにくユッケ【한우마늘육회】、1万8千ウォン」は、次回、必ず注文したいと思います。

Baidu IME_2014-3-29_12-33-19

李博士、ごちそうさまでした!
そして、忙しい時間帯なのに、嫌な顔一つせず、僕の質問に答えてくれて、
さすがは、現役ブロガーでもある李博士。気持ちが通じてます。
博士を見たい方は、厨房(オープンキッチン)が2階にあるので、
上の階で食事するようにしてください!
季節季節の旬の食材を使うので、オススメメニューはその日で異なりますので、ご注意です。
でも、それが楽しみでもあるのですけど・・・

Baidu IME_2014-3-29_14-58-3

最後に、僕の人生初の旅行記?にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。



☆李博士のシンドンマッコリ【이박사의 신동막걸리】

Baidu IME_2014-3-28_10-53-16
※オリジナルの地図を見る ←クリック!

所在地:
서울특별시(ソウル特別市) 마포구(麻浦区) 토정로(土亭路)263番地 

営業時間:
11:30~気まぐれ(月-土)
17:00~気まぐれ(日)
※李博士によると、オーダーストップは22時、閉店は23時が多いとのこと。

交通:
地下鉄5号線 麻浦駅1番出口から徒歩12分

※ランチメニューも充実。これで、昼酒やりたいです。

Baidu IME_2014-3-29_16-16-28


にほんブログ村 旅行ブログ 韓国旅行へ
にほんブログ村
↑↑↑     ↑↑↑    ↑↑↑    ↑↑↑   
僕らのシンボルマーク「挫折禁止【좌절금지、チャジョルクムジ】」をクリックして、
是非とも、応援してください。そして、皆様もヒムネシグヨ~!




関連記事

Comment

まっこり大好き
本格的ですね!
孔徳に泊まることがあったら行ってみます。

邪道なまっこりの飲み方。
前回アシアナに乗った時のことです。いつもはビールをたのみますが・・・
私の隣の人がまっこりとオレンジジュースをたのんでました。
まず、コーヒー用の赤いカップにオレンジジュースを半分あけ、そこにまっこりを入れるんです。「まっこりオレンジ」「オレンジまっこり」なる飲み物になるわけです。のこりの半分でもう一度・・・
帰りの便では実行いたしました。
オリョ様は好きじゃないかもしれませんが一度お試しあれ~~~~
2014.03.30Sun 22:46 ≫ 編集
Re: uknowumi さま
uknowumi さま
uknowumi さま

博士、とても興味深い人でした。
ブログを添付してメールを送付したら、
「日本のお客さんは大歓迎!支払いは円でも大丈夫です」
なんて冗談も・・・
好きなことを仕事にしているので、かなり若く見えます。
ぜひ、訪問してみてください。

オレンジマッコリ、試してみま~す。
2014.03.31Mon 13:27 ≫ 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.04.13Sun 18:52 ≫ 編集
Re: コメントくださった方
コメントくださった方

배추전に関しては、博士がそう言ってましたが、
別の店で聞いたときは、江原道が本場みたいだと・・・

このお店は1度訪問してください、後悔はしません。
ちょっと、高めですが、料理の数を絞ればOKかと存じます。
2014.04.14Mon 09:44 ≫ 編集

Comment Form













非公開コメントにする
Trackback

Trackback URL