ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
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東京都亜熱帯エリアの八丈島!八丈富士の火口丘まで1280段の階段を登りました~!

『八丈島で明日、八丈富士に登ろう~』なんて、急に思い立ち、都心から日帰りが出来るのか?
飛行機の空席があり、運行に問題がなければ、これがラクラク八丈島日帰り登山も可能なんです。



飛行機の窓から見えた八丈島と八丈小島。この写真を撮影した数時間後には、奥、左側の山、
伊豆諸島最高峰である、八丈富士の山頂に、私は立ち、空と海を悠然と眺めていました~。
そんな非日常の体験が、東京湾の南方で可能だなんて、東京都民は気づいていません。たぶん。

ANA1891便 羽田07:30出発 ⇒ 八丈島08:25到着
ANA1896便 八丈島17:15出発 ⇒ 羽田18:15到着

現在、羽田空港⇔八丈島空港を全日空が1日2便、飛んでいます。
八丈富士の山頂に立ち、温泉につかり、島寿司を食べる時間は十分にあります。
もちろん島で、1泊すれば、ゆっくり観光することも出来ます。

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八丈富士七合目にある周回道路、通称、鉢巻き道路でバスを降りた私たち、頼りない標識を見て、
ここが登山口だと分かりました。これが、見落としそうなくらい目立ちません。


素っ気ないくらい自然体の東京の島。この島は、免税店も無ければカジノもありません。
当然、大陸からの騒々しい団体さんは歩いていませんし、ぼったくりタクシーも走っていません。
ショッピングモールもテーマパークもありません。案内どころか、標識も少なく、不便な場所です。
八丈富士の登山口には、トイレおろか売店、自販機もありません。Wi-Fiも立ちません。

八丈島での山登りは、世俗を離れ、仕事も家事も、日々の煩わしさなど、全部、忘れられます。
そんな場所、東京中で探しても、滅多にありませんが、ここには孤になれる自由な環境が残っていました。

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標識の案内に沿って山道へ入ります。

ところで、ワッタカッタ!さん、独りぼっちでは不自由ではないですか?
いやいや今の私の夢、今更ながらの一人暮らしに憧れます。
それはまるで、ガラスの十代の娘時代の気持ちそのもの。
独りになる、なれる環境が、とてつもなく自由を感じるのです。
だからと言って、直ぐに家出をするような、身を崩すような焦燥感も沸き上がらないのですが・・・。

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山道に入って数分、直ぐに柵にぶつかります。山羊よけの柵だそうです。
ここ八丈島では、山羊が野性化して数が増え、山の木々を食べ尽くす勢いとのこと。
この先、山羊が出入りしないように、柵が出来ていました。とくにカギはかかっていません。

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9月のこの日、地元の人も驚くほどの暑さでした。こんな暑い年は珍しいと。
暑さに加えて湿度が高く、水は500mlのペットボトルを1本用意してましたが、足りませんでした。

途中、売店も自販機も給水する川もありません。そう~この八丈富士には川が流れていません。
形成されて約1万年の円錐形の若い複式火山。降雨は、山肌を通過し、川にはならないとか・・・
八丈島の、もう1つの山、三原山には、川が流れていますが、こちらの山には川がありません。

喉が渇いても、途中給水する泉もありませんから、水だけはお忘れないようにです!!

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さてここからは、八丈島の生まれ育ちで、民宿も営まれている、地元のガイドさんと歩きます。

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オルネリョ!さん、ガイドさんより前を歩かないでくださ~い!

登山口から、お鉢めぐり分岐点まで約50分ですが、猛烈な暑さのため、
ゆっくりゆっくり休み休み、約65分かけて山の鉢、火口丘まで登りました。

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火口が見える火口丘まで、1280段の階段が続きます。
四国の金比羅山の階段が1368段ですから・・・どうだろう・・・
そんなことを考えながら登り出しましたが、金比羅山と八丈島は気象条件が違いすぎました。

そしてこの日、家を出たのは、朝の何時だったか・・・羽田に到着したのは、朝の6時半過ぎです。
階段を登り出して直ぐに息が上がり、足腰にも堪えてきます。

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ガイドさんが、声も出ない集団を気遣ってか、途中途中、いろいろと植物の話をしてくれます。

先ず足元に生えている草のように見える山菜?野草?は、八丈島自慢の明日葉(アシタバ)。
明日葉は房総半島、三浦半島、伊豆諸島を中心とした太平洋岸に自生している、日本原産の
セリ科の多年草で、主に天ぷらにして食べますが、ガイドさんは、お浸しにして食べるのが、
香りが良くてオススメと言います。

私は、自生している明日葉は、初めて見ました。いや八丈島を訪ねたのは2回目ですから、
見ているのかもしれませんが、この草が、明日葉だとは気づいていませんでした。

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そして葉が左右相対しているウラジロ科のシダで、その名もウラジロも、わさわさ生えています。
お正月のお飾り、鏡餅の下に敷かれたウラジロは、子供の頃にはよく見ましたが、
山に自生しているのを、しげしげと見るのは初めて。

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葉の裏が白いことからウラジロ。葉の裏が白いのは「心の潔白さ」を表し、
左右相対の葉の形は「夫婦和合」を、そして「白髪になるまで共に長生きする」という願い。
ウラジロが縁起物として使われる所以です。

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登山道に長いツルが下がっています。これは、トゲが無いサルトリイバラ。
このツルがとても丈夫で、これから秋が深まり冬に入るクリスマスシーズンには、
赤い小さな実をつけ、リース作りの天然素材として使われるそうです。

八丈島のこの山、八丈富士は、年の瀬に入ると、クリスマスにお正月と、
お飾りの材料が豊富に揃うようです。

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そして山道に咲く花、野趣あふれるアジサイは、アジサイの原種「ガクアジサイ」と、
伊豆諸島固有種のアジサイで「ラセイタタマアジサイ」の2種。

「ガクアジサイ」は、伊豆諸島、房総半島、三浦半島の他、
高知県足摺岬、和歌山県神島に自生する落葉低木だそうです。

2つの花の見分け方は、「ガクアジサイ」の葉は手で触るとツルツルしてます。
そして「ラセイタタマアジサイ」の葉は、同じく触るとガサガサでした。

それで写真の花は、どちらだったのか記憶がすでに曖昧で・・・葉はツルツル?ガサガサ?
うんどっちだ?

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時々立ち止まり、植物を目にしながらでは、とても先へ進めない気候でした。

開花時期が9月から11月の八丈アザミが、登山口から山頂まで至るところに咲いていました。
八丈アザミは、 新島以南の伊豆諸島の固有種で、キク科アザミ属の多年草。
棘はおとなしいと言われていますが、この先、お鉢めぐりの岩場でよろけ、思わず手を付いたとき、
アザミの棘がジガっと刺さり、アザミはアザミ、棘は痛いです。

そうそう~手袋、先では岩に手をつことがあるのでグローブの用意があった方がベターかも。

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登山路が明るくなりました。植生が変わり、山肌には低木が広がってきたせいですね。
高い木から低い木に変わり、だいぶ上まで登ってきたことを感じます。

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左右に見える低木は、榊(さかき)。そうそう~神棚に上がっているあの榊でした。
この榊は、八丈榊と呼ばれ、国産トップブランドとして扱われます。
現在、日本のお花屋さんで扱われる榊の9割は中国産。国産は貴重~。
榊は、山に自生していますが、八丈島では、生産しているとか。

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八丈富士の植物、これがなかなか興味深く、流れる汗を拭きつつ、カメラに収めました。

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やっとここが中間地点。階段はぜんぶで1280段。あと640段登ります・・・。
このあたりから写真が一気に少なくなっていました。足を一段一段上げるのが精一杯です。
バッグからカメラを出す気力が・・・

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時折の休憩。眼下に広がる景色に少し元気をもらいます。

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また柵が見えてきました。やや!お鉢に到着か!?

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違いました・・・柵の向こうには鳥居が立っています。山頂の火口には浅間神社が祀ってあります。
鳥居の向こうには、薄ら雲がかかっている山頂が見えています。まだまだてっぺんまでは遠い。

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鳥居がある場所から下界を望みます。やっと風が冷たく感じるようになってきました。

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何かに捕まり立っているオルネリョ!さん。必死のつかまり立ち・・・?

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だんだんと口数が減り、静かになってきました。八丈富士は、たかだか標高854mの低山ですが、
9月とは思えない高温多湿の気候のせいか、誰もが汗ぐっしょり、自然と無口になります・・・。

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雲が切れたり、かかったり。この日、風は強くありませんでしたが、雲の流れは早いです。
気持ち良かったですね~。雲が切れて見えるのは三原山です。空港も見えるはずですが・・・

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この鳥居までが辛抱でした。

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ここを過ぎると、傾斜が緩やかになり、雲が切れると、右手には絶景が広がるはずでしたが、
この日は、ふわふわ雲の絨毯の上、ススキを見ながらの雲上のお散歩です。

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やがて急に、目の前の景色が変わり、八丈富士のお鉢に到着したのが分かりました。

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直径約500メートルの火口が、足元に広がります。八丈島は海底噴火によって生まれた火山島。
今年1月にはハワイ島、そして9月には八丈島と、火山島の魅力に取りつかれそう~です。

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お鉢めぐりの火口内、人が立っている場所から左サイド10分ほど降りたところに、
浅間(せんげん)神社があります。

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ここが、浅間神社への入口。神社へ降りていく体力は、下山のために温存します。

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さて休憩も終わり・・・火口をぐるっと歩く、お鉢めぐりが約50分、山頂を目指すコースは約15分。

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今回、私たちは時間の都合もあり、一周はせず、お鉢を少し、1/4周ほど歩いて山頂を目指します。
分岐点から先の道は、歩くための整備がされてなく、これがかなりワイルドな山歩きとなりました・・・

ただ景色は絶景の一言です。

つづく


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八丈島観光協会から地図はお借りしました。

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公益財団法人東京都島しょ振興公社から地図はお借りしました。






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