ワッタカッタ!さんのBLOG

水平視点の韓国ウォッチと大好きな旅行の記録 ときどきぼやきも・・・
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【韓方ツアー】仏様の御加護♪ 慶州 仏国寺 2回目の訪問も大満喫♪

シーズンオフの11月下旬、閉門時間が迫る仏国寺へ、滑り込みました。

私は、昨年の12月に続いて2回目の訪問ですが、前回、修復工事中だった釈迦塔が、
今回は公開されており、昨年とは一味違う、仏国寺の参拝となりました。

それと前回は、見逃してしまい撮れなかった、韓国のお寺さんの約束の4つの仏具も、
今回は、4つ全部を見学&カメラに収めることができました。

また今回のツアー、ご案内いただいたガイドさんは、釜山を拠点にお仕事をされており、
慶州は、云わば勝手知ったる台所というのか、自分の庭のような場所、ガイドさんが変われば、
案内の目線が変わり、慶州の仏国寺は再訪でしたが、これまた新鮮な気持ちで見学できました。

新羅人の理想郷~慶州の仏国寺で仏の世界を歩きました!  

昨年訪ねた時の記事です。今回、本文の一部は、こちらの記事から引用してます。



歴史上初めて朝鮮半島を統一し、栄華を極めた新羅は、仏教を国教としていたため、
王都だった慶州には、数多くの仏教遺跡が市内の至る所に点在しています。
その象徴が、世界遺産にも登録された、吐含山(トハムサン)にある石窟庵と仏国寺。

私たちは晩秋、夕暮れの仏国寺を歩きます。

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チケット売場周辺が夕陽に照らされて、とても綺麗でした。
それにしても写り込んだ、写真を撮っている私の影法師が長いこと。
ここ、世界遺産の場所で、影踏み遊びでもしましょうか~。

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そんな時間はありません。閉門時間が迫っていますので、先を急ぎましょう~。

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少し忘れていることもあるので、仏国寺について復習です。

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仏国寺は、寺の名前が示す通り、釈迦の世界である「仏国土(彼岸)」、
つまり「極楽浄土」の世界を、現世に具象化した寺院となっております。

伽藍は大きく3つ、大雄殿、毘盧殿、極楽殿に分かれており、
それぞれに、釈迦牟尼仏の「娑婆世界」、毘盧舍那仏の「蓮花世界」、
阿弥陀仏の「極楽世界」、という仏教浄土の世界観を現し、
そして蓮華橋、七宝橋、青雲橋、白雲橋の橋が、外界とをつないでいます。

統一新羅において、人心を掌握するため重要な役割をも果たした仏教。
仏国寺は、新羅人の理想郷であり、信仰の拠り所でもあった場所です。

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大王門の四天王もお変わりなく、どこかどぼけた優しい顔。

四天王とは、須弥山の中腹、東西南北の四方に住む、仏教の世界観を顕す4鬼神で
東の持国天、南の増長天、西の広目天、北の多聞天 (毘沙門天 )を言います。

さてさて・・・

左が、東方持国天(じこくてん):梵名ドゥリタラーシュトラ 、 
右が、南方増長天(ぞうじょうてん/ぞうちょうてん):梵名ヴィルーダカ

かな?

たぶん当たっていると思いますが、違ったら教えてください(^_^;)

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こちらは・・・

左が西方広目天(こうもくてん):梵名ヴィルーパークシャ  
右が北方多聞天(たもんてん):梵名: ヴァイシュラヴァナ
またの名を毘沙門天(びしゃもんてん)

たぶんそうかな?違う?そして踏みつけられている邪鬼も観察してみましょう~か。

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邪鬼が、踏みつけられて嬉しそうに見えるのは私だけ?韓国の人の仏教観ってある意味謎?

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韓国のお寺さんは、明るく陽気な雰囲気も醸し出して、なかなか楽しい場所です。
入口から真っ直ぐ歩くと広場の向こうに、紫霞門(ジャハムン)が見えてきます。

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学生さんが集合写真を撮っていました。記念撮影するならこの場所ですね。

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ちなみに学生さんが立っていたのは、ここです。あとから撮影しました。

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学生さんの視線の先は、私たちが立っていた広場。こんな構図関係になっております。

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広い仏国寺、中に入るのは、紫霞門(ジャハムン)の右の方から、回り込むようにして入口です。

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坂道の途中、ガイドさんから、ここから橋のアーチがキレイに見えますと、ご案内。
大雄殿(彼岸世界)に通じる紫霞門に掛かる石橋は751年の創建時より存在している遺構。
たしかに、紫霞門に掛かる石橋のアーチが、ここからだとよく見えました。

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そしてまた仏国寺について復習しましょうか。

仏国寺は、751年に新羅の宰相、金大城によって建立されましたが、
その後の李氏朝鮮時代(1392~1910年)に入ると、儒教が国教となり、
一転して仏教は弾圧され、仏教文化は長く冬の時代に入ります。

最盛期には1万以上あったと言われる寺院の多くは破壊され、
一部の寺院は存続を許されましたが、そこに仏国寺の名前はなく、
荒廃が続いたと考えられます。

伽藍全体は消失し、現在の仏国寺の姿は、1972年に復元したものですが、
釈迦塔と多宝塔のみが新羅時代のものとして残っておりました。

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ここでまた、加藤清正の話が出るのかな~と思いましたが、今回のガイドさんからは、
そんな話は1つも無く、ほっとしました。ガイドさんが違うと、見える景色も変わります。

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橋は渡れませんので、坂を登って、大雄殿(彼岸世界)へと入りました。

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仏国寺の本殿にあたる大雄殿には、
釈迦三尊仏(釈迦牟尼、文殊菩薩像、普賢菩薩)が安置されています。

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私のカメラでは、ここまでが限界だったのでしたが、分かります?

韓国の仏像、おヒゲがニョロニョロと描かれてあるのが見えます。

仏様には申し訳ないのですが、これが・・・私には笑える^^のです。
蛭子 能収さん状態に。笑ってはいけない場所で笑いそう~で、高橋英樹に怒られそう~。

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大雄殿の前に並ぶのが、新羅時代から遺る、釈迦塔と多宝塔。

写真手前が多宝塔。高さ10.4メートルあり、四面に階段が見られ、
塔下部は四本の柱で支えられています。

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対にして並ぶ、こちらは釈迦塔。昨年は修復工事中でした。
高さ8.2メートルあり、新羅時代の三層塔です。

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大雄殿の背後の方から眺めると、こんな感じ。
夕方のこの時間、人の気配が少なく、写真も、好きな角度から撮りたい放題でした。

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仏教経典を講義する講堂、無説殿に夕陽があたっていました。



仏国寺歩くコースは、昨年とほぼ同じ。これが「極楽浄土」歩くベストコースかも。

紫霞門と安養門(蓮華橋、七宝橋、青雲橋、白雲橋)を正面に見たら中へ、
先ずは大雄殿と釈迦塔&多宝塔から。そこから後方の無説殿、そして階段を上り観音殿と、
並びの毘盧殿へ、遺構を見学したら最後に、極楽殿へと続くコースです。



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階段を上り観音殿へ。

無説殿の裏手から観音殿に上る階段は、補陀洛迦山に渡っていくという意味で、
洛伽橋(ナッカキョ)と呼ばれ、高い位置にあるのは、
南海の果てにあるという観音様の浄土、補陀洛迦山を表したものだそうです。

そんなことも思い出しつつ、今年も階段を上り・・・

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振り返ると、掃除のおばさんも、極楽浄土へ?

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到着した観音殿は、私たちの貸切です。

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観音殿には、衆生を救済する慈悲の菩薩である観音菩薩が、祀られています。

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モップはしまって、お掃除も終了の様子。

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陽がだいぶ傾いてきました。

ところで、観音殿がある場所は、仏国寺の中で、1番高い場所です。
ガイドさんから、ここから良い眺めの写真が撮れます。と、教えていただきました。

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先ほど見た、大雄殿前の多宝塔が、ここからは回廊の屋根越しに見えました。

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そして、並びの毘盧殿へ。

毘盧殿は、毘盧遮那仏を祀った場所。
華厳経の思想によると、毘盧遮那仏はすべての本体つまり真理の体。
太陽、光明の象徴で、最も高い境地の仏さまだそうです。

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奉安されている毘盧舎那仏坐像は、国宝第26号に指定されている貴重な像。

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慶州の仏国寺は、日本の朝鮮統治時代から復興が始まり、
1973年に発掘調査後、無説殿、観音殿などが再建されました。

吐含山(トハムサン)西麓に広がる仏教寺院、仏国寺は、新羅時代の最盛期には、
現在の10倍近い広さを誇っていたと言われています。

上の写真は、その名残を見せる遺構。

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いよいよ極楽殿へ。

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さてさて、ここ極楽のはずなんですが、先ずはここで崩れた壁に注目。
今年の大地震で、この極楽殿に面した回廊の壁も崩れ落ちました。
しかし、国宝の塔が崩れず良かったです。

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陽が落ちてしまったようです。暗くなる前に、極楽殿に到着出来て良かったです。

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ここには、極楽浄土を開いた阿弥陀如来を奉っています。

今回、私は2回目の訪問とあって、落ち着いて写真も撮ることができました。
大雄殿の釈迦三尊仏、観音殿の観音菩薩、そして極楽殿の阿弥陀如来と、
それぞれに愛くるしい?韓国の仏像です。

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昨年、スリスリと撫で回した縁起物の豚さん。

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今年も鎮座されておりました。昨年は、聞かなかった話を、今年はガイドさんから!!

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えっどこ?どこ?と皆んなで探します。

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居ました。隠れて居ました。縁起物の豚の由来となった豚は、この極楽殿に、
ひっそりと隠れていたのです。そうでしたか・・・

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「극락전(極樂殿[クンナクチョン])福豚」の案内文から抜粋

世間では豚は財物と衣食の豊かさを象徴し、
福をもたらしてくれる縁起のいい動物として知られています。
幸福と楽しさがいっぱいな極楽浄土の福豚は富の象徴であると同時に、
賢い教えとして、その豊かさをきちんと
コントロールせねばならないという意味も含んでいる。


なんてことが書いてあるらしい・・・

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少し急ぎ足でした。日が暮れてきましたね。

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極楽殿を抜けて外に出ると、緩い下り坂の、傾斜に合わせて組まれた石垣が目を引きます。
新羅時代に積まれた石だそうで、石窟庵の石のドーム同様、
新羅時代の人の、建築の技術力の高さが分かる遺物です。

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大雄殿(彼岸世界)に通じる紫霞門に掛かる石橋は
751年の創建時より存在している遺構と伝えられています。

正面から見て右側の橋、上段の16段が白雲橋、下段の17段が青雲橋で、
合わせて33段。仏教では「33」は「未だ仏の境地に達せず」という意味。

そして左側の安養門に向かう石橋は、上段が七宝橋、下段が蓮華橋で、
極楽世界への悟りを開いた者だけが利用できる橋だそうです。

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紫霞門の左右には回廊があり、こちらの写真は鐘を吊るした帆影楼です。

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私たちが、最後のお客となったようです。

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瓦にサインしようね♪なんて打ち合わせしてましたが、お土産物屋さんは閉店。

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来た道とは違う、林の中の道を通り、バスへ戻ります。
もう少し時期が早いと、紅葉が綺麗だったと思います。

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来るとき渡った橋が見えてきました。

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駐車場に着くと、とっぷり陽が暮れ・・・

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山の稜線から、こぼれる陽の光が美しいこと。仏様の後光のようでした。

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仏国寺をあとにします。





【おまけ】

韓国のお寺に必ずある4つの仏具は、木魚・雲版・法鼓・梵鐘の4つですが、
仏国寺の4つ、今回は全部見学できました。変に嬉しいです。

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先ずは、前回もみつけられた・・・

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木魚(ムゴ:목어)

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雲板(ウンパン:운판)

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梵鼓は、木魚・雲版と同じく、回廊の角にあります。

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梵鼓(ポムゴ:범고)

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梵鐘は、帆影楼にあるものとばかり思っておりましたが、
傾斜に合わせて組まれた石垣を見ながら、緩い坂を下った右手にありました。

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梵鐘(ポムジョン:범종)

♪아~신라의 밤이여 (あ~ しるら~え ぱ~み~よ~)
仏さま 幸せな時間、ありがとうございます。




☆仏国寺(불국사 )
住所:慶州市進峴洞15(경상북도 경주시 진현동 15 )  
TEL:054-746-9913

佛國寺(プルグクサ:불국사)ホームページ
http://www.bulguksa.or.kr/




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Comment

国宝の塔が地震で倒れなかったのは、仏の御加護でしょう。
ワッタカッタ様に観音菩薩の御加護がありますように^ - ^

2016.12.21Wed 21:37 ≫ 編集
Re: cda さんへ
cda さんへ
ありがとうございます^^

2016.12.22Thu 07:50 ≫ 編集

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