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韓国人気ドラマJTBC『怪力女子の都奉順[ト・ボンスン]』♪CPの制作日記 ~その2~

TEXT BY オルラッタネリョッタ!





前回の続きッス。


JTBCドラマ『怪力女子の都奉順[ト・ボンスン]』
~幻想のトリオはどのように作られたの?(2)~

by JTBC宋元燮[ソン・ウォンソプ] 2017.03.05 23:59


http://fivecard.joins.com/1353




前回に引き続き‐

正直言えば、朴炯植[パク・ヒョンシク]を男性主人公でやろうとした
JTBCドラマは『怪力女子の都奉順[ト・ボンスン]』が最初ではありませんでした。
個人的に『上流社会』を観て、彼にハマってしまったんです。




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『上流社会』に登場する「柳昌秀[ユ・チャンス]」役はとても独特でした。
身分の格差が半端ない「智怡(林智妍扮)」を愛することになるのですが、
彼女との結婚は想像すらつかず、
むしろ、自分と結婚せねばならない相手は、境遇の近い財閥系のムスメ
「允荷(ユイ扮)」ということもちゃんと理解。
アタマではちゃんと理解し、そうでないといけないと考えているのだけど、
おかしなことに心はその反対の方向に向かっていきます。
そして&しかし、昌秀は感づきます。
自分がその心を無視してまで、アタマが示すまま、行動できない人間であることを・・・

勿論、脚本担当の河明熙[ハ・ミョンヒ]先生のキャラクター作りは独特でしょ。
韓ドラに登場した多くの財閥2世の中で、一番フレッシュではなかったか、と思います。
生まれてから一度も思い通りにならなかったことのない若者。
ところが、初めて心とアタマが別々の動きをする状況にぶち当たったオトコ。

万一、朴炯植[パク・ヒョンシク]でない別の俳優がこの役を演じていたら、
絶対に「何でオレの心がオレの考えを裏切るのか、到底、理解不能さ」みたいな
感覚をそのままドラマで表現できないだろうと思います。
クレバーな俳優でなければ、絶対に表現しきれないでしょう。




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しかし、その後、数回にわたって、(男性主人公が必要になる度に)
第一候補として、朴炯植の最新スケジュールをチェックするも、
僕らとスケジュールが合うことはありませんでした。
『怪力女子の都奉順[ト・ボンスン]』でも、彼の顔がもちろん浮かんだけど、
とても分厚い障害が僕の前に横たわっていました。
それは、KBSの事前制作ドラマ『花郎(ファラン)』の撮影が、
まさに進行中だったということです。
製作期間も長期に渡り、放送期間も当然・・・
(勿論、朴炯植をキャスティングしたい僕らの勝手な心情がそうだということ。
今この時、都奉順の撮影がなんでまだ終わらない?と気を揉んでいる
業界関係者がきっといることでしょ。)

いずれにせよ、ギリギリセーフって感じで、朴炯植の出演は決定しました。
ギリギリセーフというタイミングでした、本当に。
そして、結果を見れば、彼にも、僕らにも、オールハッピーでした。

僕らの安敏赫[アン・ミニョク]役は突飛さと暖かさが交差する面倒なオトコです。
しかも、何だってやってくれちゃう財力まで持っていて、
それこそまさに、「夢のオトコ」でしょ?
ひょうひょうとしつつも、どこか腹に何かを抱えた感じで、
「何ぼっと立ってるの?片思いのオトコを見る女の子みたいに」
こんなセリフを言う朴炯植は、まさに安敏赫役になりきっています。
かわいい「朴炯植&朴寶英」カップル、頑張れ!




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三銃士の中で、最後の空席である国斗役も簡単ではありませんでした。
このキャラに関する白美京[ペク・ミギョン]作家の思い入れが半端じゃなかったから。
印国斗[イン・グクトゥ]は原理・原則に忠実なエリート警官という設定以外に、
都奉順にとっての甘い初恋相手というニュアンスも表現されないといけない役柄。

このイメージから導き出された配役候補として急浮上したのが金志洙[キム・ジス]。
軍人や警察官の感じが似合う俳優だけど、
事実、志洙君はJTBCに若干の借りがある状況でした。
昨年秋に放送された『ファンタスティック』という
ドラマに出演したときのことです。

当時志洙君は、劇中、朴詩姸[パク・シヨン]の王子となる年下の検事役に抜擢。
演技のキャリア的に無理があるのでは?という反対意見もありましたが、
いざ演技を始めたら、純真で猪突猛進的な年下オトコの役がよく似合い、
朴詩姸とのケミストリー(=化学反応)も良かったんです。
ところが撮影途中、志洙君は突然、急性骨髄炎の診断を受け、緊急入院。
手術が避けられない状況に陥ったのです。




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昨年のお盆連休を前に、こんな緊急事態が発生したので、
ドラマ『ファンタスティック』は急遽、台本の修正を迫られ、
「朱相昱[チュ・サンウク]&金賢珠[キム・ヒョンジュ]」カップルに負けず劣らず、
注目を集めた「金志洙&朴詩姸」カップルの出演比重が、
急速に軽くなってしまうことに。
視聴率も回を追うごとに伸びていた
ドラマ『ファンタスティック』にブレーキがかかったことと、
金志洙君の発病に因果関係がなかったとはいえない状況。
当時僕は『ファンタスティック』のCPを任されていたので、
あまりに残念な状況だったことだけは、よく知っている立場にいました。

だからと言って、自分の足で立てないような患者を相手にどうすることもできず、
病院に見舞いに行った際、誰よりも残念がっているのが本人だったので、
かける言葉もありませんでした。

こうした状況だったので、「義理」を全面に打ち出し、今回彼を国斗役に抜擢しました。

『ファンタスティック』の無念さを晴らそうじゃないか!
もう一度JTBCと一緒にやってみない?

勿論、台本が気に入らなければ、こんな言葉じゃ、説得なんて到底できないけど、
義理男の志洙君は僕らとおんなじ船に乗ることを快諾してくれました。
あの時の無念の気持ちは僕だって同じだったのも確かです。

ドラマの前半、国斗役を代表するセリフは
「おじさん、それを僕がどうしてわかってあげないとイケナイの?」から
「オトコは皆イヌだ!」に至るまで、純度100%の純情マッチョ的なセリフだけど、
回を追うごとに、国斗役にも心の中にロマンスが芽生える瞬間が。
蜜がぼたぼた落ちるような国斗の変身、期待するに値しますよ。

こうして、『怪力女子の都奉順[ト・ボンスン]』が誇る「無敵の三角関係」が完成しました。




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朴炯植が91年生まれで、金志洙が93年生まれ。
二人の年齢差なら、社会に出れば、友達にもなれる感じだけど、
志洙君はどうしたことか、「ヒョン(アニキ)」という言葉が大好きで、
(日ごろ何してるの?と聞けば、「アニキ達と~~してます」と答えます)
朴炯植に対しても、彼は「炯植アニキ」「我々のアニキ」と呼んでます。
見た目にも、和やかな二人のオトコ。彼らがお互いを気遣う姿を目にすると、
撮影現場の雰囲気も自ずと良くなっていくのがハッキリわかります。

現在二人の俳優がそれぞれの期待値を100%以上に押し上げてくれています。
今の段階では、なんでもしてくれる朴炯植にスポットライトがあたっていますが、
志洙君もまた、国斗の過去(初恋の思い出)が徐々に明らかになるにつれ、
キャラクターの比重が一段階上がっていく彼の姿を皆様にお見せすることになります。




지수15

そして、二人のオトコのどこか甘~いブロマンス(brother+romanceの造語)も
準備していますので、どうかご期待を!



P.C. 老婆心から一言

僕がこういう文章を書く事はどこか怪しいかもしれませんが、
このドラマの初期の準備過程をよくわかっていて、
それなりにドラマの制作陣を代表する立場にいます。
文章の内容について、「すべてが僕の手柄」とか
「僕がいなけりゃ、このドラマが完成しなかった」などと
主張するものではありません。

ドラマの1作品を作るため、100名を超えるスタッフや演技者が
血と汗を流しています。
その彼らの労苦を代弁して、制作過程で起きた事柄の中から、
興味深い部分だけを整理しているだけです。

この文章を読んでくださっている方々にも、是非とも、
華麗なドラマの世界でも、数多くの苦労が隠されていることを
お忘れなきようお願いいたします。




おまけ

去年の雑誌「ELLE」11月号グラビア


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Comment

可愛い
ボヨンちゃんの動画ありがとうございます。そしてキャスティングの裏話もわかってなおさら嬉しいです。

ジスを知ったのはその病気の記事ででしたからそんな裏話があるかと思った次第です。

オルネリョさんの指摘通りだんだん存在感が薄くなってる気がするジスくん。でも酔っ払ってヒョンシクを誘惑するシーンはかなり良かったですよ〜〜
左遷のきっかけの女装して逮捕するとこも良かった…
つまりお色気シーンは良い⁈
2017.03.23Thu 14:57 ≫ 編集
Re: いとっぺ さま
いとっぺ さま



そうですか~、そうですね。
志洙君は今後お色気担当として、見ることにします。


http://www.asiatoday.co.kr/view.php?key=20151007001754391

2015年KBS2「不埒にGO!GO!」


2017.03.24Fri 07:15 ≫ 編集

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